ポルシェジャパンが主催する公式オーナーイベント「Porsche Garage」開催!

Kazumi OGATA, Ryota SATO

スポーツカーメーカーの中でも特に多くのファンをもつプレミアブランドのポルシェ。ポルシェは今までに製造されてきたすべての自動車の約7割が、現在も走行可能な状態で世界中のオーナーに保有されているという希少なメーカーである。

そのような熱烈なオーナーをこれからも大切にしていくことを目的に、5月28日(土)に東京プリンスホテル駐車場において「Porsche Garage(ポルシェ ガレージ)」という名称でファンが集まるイベントがポルシェジャパン主催で開催された。



Porsche Garageは2022年に日本国内において数回の開催が計画されているが、その第1回目のテーマは「クウレイ」である。もちろんその意味は1994年まで製造されていた356や911、914などのクラシック系車両を意味する。ここ数年空冷エンジンを搭載するポルシェの価値がどんどん上がってきており、なかなか一般の方が入手することが難しくなってきているものの、あえてテーマをカタカナ表記にすることで、イベントの親しみやすさを演出することを考えたという。

事前に参加登録を済ませた車両は180台以上。関西や東北地方から自走で駆けつけるオーナーもいるほど、整備状態の素晴らしいポルシェばかり。また当日は空冷ポルシェをひと目観ようと、水冷やEVポルシェオーナーも多数集まっていた。





Porsche Garageではオーナー同士が互いの車を鑑賞したり、情報交換や愛車自慢を楽しんでいた。主催者からのサービスでドイツ発祥の菓子プレッツェルやコーヒーが振舞われたり、記念のステッカーやバックミラーに下げるパーキングパーミットが配られた。









イベント全体の進行はタレントのユージさんと自動車評論家の飯田裕子さん。二人とも空冷ではないがポルシェオーナーということもあり、ポルシェの魅力を参加者とフレンドリーに楽しんでいた。





メインはポルシェジャパンスタッフによるアワードである。クウレイがテーマということで、参加車両のうち最も古いポルシェには「ヒストリック&ヘリテージ賞」が1953年ポルシェ356PreAに、また「Most Exciting賞」は、この日に合わせて'73および'74カレラの2台を準備した方と、希少な993ターボに贈られた。













以降の開催については詳細未定とのことだが、次回は関西方面での開催になるらしい。Porsche Garageの次の開催が待たれる。




文:オクタン日本版編集部 写真:尾形和美、佐藤亮太

オクタン日本版編集部

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