アストンマーティン・ヴァルキリーの95%完成形がお披露目

2017年10月4日、アストンマーティンがレッドブル・アドバンスド・テクノロジーと共同で開発しているハイパーカー「ヴァルキリー」の、新しい実物大モックアップが日本でも公開された。このモックアップは、エクステリアの95完成形を示したモデルであるという。

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2016年7月にはじめて実物大モックアップが公開され、2017年3月のジュネーヴショーで正式に"ヴァルキリー"という名が与えられた、アストンマーティンの次世代ハイパーカー。重量1000kgの車体に、1000馬力のパワートレインを搭載し、エアロダイナミクスや車体構造にはレッドブルのF1テクノロジーが応用された、特別な車だ。しかし、2015年に発表されたサーキット専用車「ヴァルカン」とは違い、公道も走れる仕様になっているというから驚きだ。

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室内空間を最大限利用し、重量配分を損なわないよう、シートはフロアに直接装着されている。

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ガルウィング式のドアを開放しても、乗り込むための開口部は極めて小さい。シートに座っているのは、アストンマーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、マレック・ライヒマン氏だ。

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ヴァルキリーは全部で150台生産される予定で、そのうち日本には11台が割り当てられる。価格は200万ポンドから250万ポンドで、日本円に換算すると約3億円から3億7000万円にも及ぶ。この車が実際に公道を走り出すのは2019年になる予定で、現在は購入者とアストンマーティンの間でボディカラーなどのカスタマイズが始まったところであるという。

今回発表された「95完成形」モックアップの写真については、7月12日の記事でも詳しくお伝えしたので、興味のある方はそちらをご確認頂きたい。

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