電撃移籍 !? 元フェラーリの技術部門トップ、ミハエル・ライタス氏がマクラーレンの新CEOに就任!

McLaren Automotive

マクラーレン・オートモーティブが、ミハエル・ライタス氏が2022年7月1日より新たなチーフ・エグゼクティブ・オフィサーに就任することを発表した。

ドイツ出身のライタス氏は50歳。工学の博士号を持ち、ポルシェAGで要職を歴任したあと、近年はフェラーリのチーフ・テクニカル・オフィサーを務めていた人物である。

ライタス氏は、イギリスのサリー州に位置するマクラーレンのグローバル本社のマクラーレン・テクノロジー・センターと、これに併設し、マクラーレンの全スーパーカーやハイパーカーをハンドビルドするマクラーレン・プロダクション・センターを拠点に活動することになるという。

また、ライタス氏は3,000名のスタッフを率い、全世界におよぶあらゆる活動を指揮する予定だ。その中には、マクラーレン・アルトゥーラ革新的技術を支えているマクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センターも含まれる。

マクラーレンは今や、世界の40を超える国や地域に100以上の正規販売代理店を展開している。コロナ禍にもかかわらず、マクラーレンに対するカスタマーからの需要は引き続き大きく、特に人気が高いのが限定生産モデルである。765LTはクーペとスパイダーのいずれのバージョンも完売し、アルティメットシリーズのエルヴァも同様である。



マクラーレン・グループ・エグゼクティブ・チェアマンのポール・ウォルシュ氏は以下のようにコメントした。
「マクラーレン・オートモーティブの新CEOとしてミハエルを迎えることができ、大変嬉しく思います。彼には、業界でリーダーを務めた幅広い経験と、エンジニアリングや未来のテクノロジーに対する情熱は、エキサイティングな次の10年に入った私たちチームを導き、成長させてくれることでしょう」

マクラーレン・オートモーティブCEOとなるミハエル・ライタス氏は次のように述べている。
「マクラーレン・オートモーティブにとって重要な局面において、CEOとして仲間に加わることができ、これ以上ないほど胸を躍らせています。マクラーレンはすでに、世界屈指のラグジュアリー・スーパーカーメーカーとして称賛を集めています。お客様、スタッフ、ファン、パートナー各社のため、その評価をさらに高め、マクラーレンの輝かしい歴史に次の1章を書き加えることを楽しみにしています」

オクタン日本版編集部

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