寄付金額は100万ドル!「シボレー コルベットZ06 コンバーチブル」の量産第1号車が落札される

General Motors

サーグッド・マーシャル・カレッジ基金(TMCF)の教員能力・維持プログラムTeacher Quality & Retention Program(TQRP)を援助するため、市販車として最高出力を誇る自然吸気V型8気筒エンジンを搭載した新型「シボレー コルベットZ06 コンバーチブル」が、世界的に有名なオークション会場に登場した。2023年型「シボレー コルベットZ06 コンバーチブル」の量産第1号車が、2022年4月9日のパームビーチ「バレットジャクソン」オークションに出品されたのだ。ゼネラルモーターズは、その収益金100万ドルをTMCFに寄付すると発表。2023年型「シボレー コルベットZ06」がチャリティー活動のために2022年に集めた金額は、今回の車両と1月のオークションで落札された「70th Anniversary Edition」量産第1号車により、460万ドルに達している。

オークションにはヒストリカリー・ブラック・カレッジズ・アンド・ユニバーシティズ(HBCU)やプレドミナントリー・ブラック・インスティテューションズ(PBU)を統括する全米最大の団体であるTMCFの代表者たちも出席し、同基金の歴史に残るエキサイティングな瞬間を体験した。



落札したのはヘンドリックオートモーティブグループの会長兼CEOで、NASCARカップシリーズで14回優勝したヘンドリック・モータースポーツのオーナー、リック・ヘンドリック氏。落札価格の全額がTMCFのTQRPというK-12期間(幼稚園から高等学校卒業まで)の教育に携わる意欲的な教育者が、厳しい環境の中でも成功するためのスキルの向上トレーニングイニシアチブに寄贈され、役立てられることになる。



ヘンドリック氏には、「コルベットZ06 コンバーチブル」の量産第1号車をカスタマイズする権利も与えられた。ボディカラーからブレーキキャリパーの色調まで、すべてを選択することが可能となる。

TMCFの理事長兼CEOのハリー・L・ウィリアムズ博士は、「2022年パームビーチオークションのようなコミュニティイベントに関わることができ、とても誇りに思っています。GM、シボレー、バレットジャクソンの多大な支援により、私たちは多額の資金を集め、有色人種の学生にK-12期間とそれ以降の教育環境の機会を提供するというTQRPイニシアチブに対する認知度を高めることができました」と述べている。

シボレーのグローバル・バイスプレジデントのスコット・ベルは次のようにコメントした。「GMとシボレーは、学生と教育者を成功に導くというTMCFのミッションをサポートできることを光栄に思います。今回の『コルベットZ06 コンバーチブル』の収益は、全米のHBCUやPBUで学ぶ未来の教育者のためのハイレベルなトレーニングに役立てられます」

オクタン日本版編集部

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