これぞラストウラカン!最高のデザイン性と技術を実現したウラカンテクニカ誕生

Lamborghini

2022年4月12日、アウトモビリ・ランボルギーニは、公道・サーキットを問わずドライビングの楽しさや理想のライフスタイルを求めるドライバーに向けに開発した、次世代の後輪駆動V10エンジン搭載ウラカンテクニカを発表した。テクニカという名称はウラカンの技術的能力の進化を表現しており、一目見た瞬間に違いがわかるように、ボンネット内部だけでなくエクステリアにもイノベーションを実現、特にサーキットでの性能、安定性、そして使いやすさを改良したエアロダイナミクスを強調する外観となっている。



ウラカンSTOのエンジンをベースに、ウラカンEVORWDを30kW/HP上回る最高出力と、最大トルク565Nm/6,500rpmを発生するパワートレインを搭載し、0~100km/h加速は3.2秒を実現している。軽量化したテクニカのリキャリブレーションを行ったLDVIシステムと、独自のドライブモード、固有のサスペンション設定、後輪ダイレクトステアリング、画期的なブレーキ冷却システムの向上により、あらゆる場面で最高のウラカンが体験できる。ウラカンテクニカは、公道とサーキットのいずれにも対応できる万能さを備えたスーパースポーツカーとして、その能力を存分に発揮するだろう。 



アウトモビリ・ランボルギーニチェアマン兼CEOであるステファン・ヴィンケルマンは次のようにコメントしている。

「ウラカンテクニカはランボルギーニのデザインと技術的な専門知識を結集した、運転する楽しさ(fun-to-drive)にぴったりのウラカンです。サーキット上だけでなく、そこへ向かう道のりでのドライビングにも同様の感動を与える車と言えます。テクニカを運転すれば、車とアスファルトが一体となる感覚や、あらゆるドライブモードや環境でも簡単に使えるポテンシャルを楽しんでいただけるはずです。これはバーチャル体験の時代において、妥協のない技術と身体的感覚への敬意を表するものです。テクニカはRWDとサーキット中心のSTOのちょうど中間にあたり、テクノロジーとパフォーマンス、そして飛躍的に進化したデザインのV10自然吸気エンジンを見事に実現した、ウラカンシリーズを完成させる車です」

ウラカンテクニカには、5.2リッターでウラカンSTOと同じ640HPのパワーを出力するエンジンを採用。最大トルク565Nm@6,500rpmを発生し、ドライバーの要求に応じて最高出力および最大トルクを高いレスポンスで提供、日々のドライビングに爽快さと快適さをもたらす。 



デザインを見直し、力強さを感じさせる内向きのフロント部とショルダー部に、軽量のカーボンファイバー製ボンネットを兼ね備え、テクニカはより力強く、どう猛な肉食獣の雰囲気を醸し出している。テルツオ・ミッレニオのブラックのY字デザインが特徴的な新しいバンパーに、ウラカンシリーズ初のエアカーテンを組み込んだ。新しいフロントスプリッターに細いオープンスラットを備えて、タイヤに空気を送り込み、ダウンフォースと冷却の向上を図っている。また、フロントガラスのベース部分を黒くすることで軽量ボディをさらに強く印象づけている。 

乾燥重量は1,379kg、パワーウェイトレシオは2.15kg/HPだ。テクニカの向上したパワーは、高い回転速度で鋭さが増したエンジン音と調和し、コクピット内の音響快適性が向上している。 

ウラカンテクニカは、ウラカンシリーズの中でも際立つ存在となっている。全長はウラカンEVOよりも6.1cm長く、全高と全幅は同じでありながらEVOよりも低くかつ幅広く見え、そのシルエットはエッセンツァSCV12のDLO(デイライトオープニング)のラインから着想を得られた。フロントのブラックのY字が車体の側面からサイドエアインテークに沿って伸び、この車の躍動感を強調する一方で、ルーフをブラックに塗装できるオプションも利用できる。 



このモデルの頭脳にはLDVI:ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータシステムが搭載され、車両システムに統合しバーチャルリアルタイムでのフィードフォワード制御の実行を設定することで、車の動的挙動をあらゆる面でコントロールすることができる。後輪駆動にダイレクトなステアリングレシオとトルクベクタリングを備えるリアホイール・ステアリングを組み込まれたほか、テクニカのために変更が加えられたP-TCS(パフォーマンス・トラクション・コントロールシステム)と特別なサスペンションのセットアップも組み込まれている。

「STRADA」、「SPORT」、「CORSA」という3種類のドライブモードに応じて、あらゆる動的システムが調整され、各環境に応じて高度に差別化したレスポンスを生み出す。STRADAモードではリアホイール・ステアリングが安定性と操縦性をもたらし、トルクベクタリングとP-TCSによって補完する。エンジンとギアボックスはいずれも、設定を問わず毎日のドライビングを快適にするよう調整されている。SPORTモード選択中は、リアホイール・ステアリングによる強いオーバーステアとP-TCSの高いスリップ閾値がもたらすドライビングの楽しさを最大限に味わいながら、トルクベクタリングによる車両の敏捷性と、ドライバ一の手による高いレスポンスを実現する。優れたレスポンスのパワートレインはアクセルに触れるとスパークし、7速ギアボックスはなめらかで感動的なシフトチェンジを可能にする。 



ランボルギーニを定義づける明確で彫刻的な造形は、見直されたリア部分にも顕著に表れている。新たに採用された垂直リアウィンドウをはじめとするリア部分の形状の見直しにより視認性が向上したほか、デザインを一新した軽量カーボンファイバー製ボンネットがテクニカの心臓部であるV10エンジンを称えている。力強さを感じさせるリアには吸気を最適化した新しいバンパーが採用された。さらにボディカラーまたはオプションのブラックで塗装されたディフューザーと、テクニカのパワートレインが奏でるファンファーレを強調する六角形の新型マフラーが組み合わせられている。 

固定式リアウィングの美しさがテクニカの持つユニークな曲線を完成させる一方で、その空力設計をウラカンEVORWDと比較した場合、リアダウンフォースは35%増加し、ドラッグは逆に20%の低減を実現している。これにより、空力バランスの向上に加え、ブレーキ時の安定性やカーブでの走行速度をサポートしている。アンダーボディにも新型のエアロディフレクターを採用し、空力効率の向上を図った。 



新しいDamiso製20インチのダイヤモンドカットホイールは、ランボルギーニVisionGTから着想を得たもので、六角形のデザインがブリヂストンPotenzaSportタイヤにマッチしている。 

ドライバーのために生まれた車 

CORSAモードでは車とドライバーのレーシング魂が目覚める。テクニカはドライバーの操作に対し極めて正確なレスポンスで応え、搭載されたランボルギーニの自然吸気エンジンが発する轟音が、この車のサーキット性能を熱く呼び覚ます。

サーキット重視で最適化されたスロットル応答と最速のギアシフトを生み出すパワートレインに、トルクベクタリングとP-TCSがそれぞれ生み出す横方向および縦方向の最大グリップなど、テクニカのLDVIを介してすべてのシステムから得られる最高レベルの正確さと敏捷性を備えている。卓越したパフォーマンスに、ランボルギーニが持つサーキットでの経験から着想を得た新しいブレーキ冷却システムが加わることで、公道・サーキットを問わず常に優れたブレーキング性能を実現している。テクニカのカーボンセラミックブレーキには、特別に設計された冷却デフレクターとキャリパーダクトを採用。ディスクに直接空気を流すことで放熱を最大限に高め、ブレーキフルードの温度とブレーキペダルの伸びを低減する。ディスク温度の低下も、ブレーキパッドの消耗をサポートする。 



ウラカンテクニカの多様性は、様々なカスタマイズオプションから選べるインテリアにも表れている。外観、ダイナミックな設定やドライバーフィードバック、コネクティビティ、そして何より公道とサーキットのどちらにも対応する性能でドライバーの求めるものを届けるのだ。 

車内には高さ調節可能なスポーツシートを備え、コクピットに座るパイロットの気分が味わえる。さらに、頻繁にサーキット走行するドライバーに適した軽量ドアデザイン、軽量チタン製リアアーチやホイールボルト、ハーネス式シートベルトなどのオプションも用意されている。

 


エアロダイナミクスにインスパイアされたデザイン 

ウラカンテクニカでは大幅かつ洗練されたデザインの見直しを図り、スーパースポーツカーとしての象徴的なライフスタイルと、サーキット走行でも真価を発揮するトラック・オリエンテッドという二面性をあらゆる角度から強く印象づけている。空力効率と軽量化技術によりあらゆる要素に活力を吹き込みながらも、独特な上品さを保つテクニカは、その他のウラカンモデルとは明らかに一線を画している。 

デザインを一新した、洗練されたHMI(ヒューマンマシンインターフェース)はテクニカ限定の装備だ。運転席のインストルメントパネルは色づかいを抑え、ドライバー正面で大きく新たな弧を描き、視認性を高めている。中央のコンソール画面には、リアルタイムディスプレイのLDVI機能や、AppleCarPlay、AndroidAuto、AmazonAlexaに接続できる機能など、操縦者が自由に使える運転する楽しさ(fun-to-drive)が増す要素を取り入れられている。STOから着想を得たHMIには、コネクテッド・テレメトリー、目的地やサーキット走行時間を記録するオンボード・ダイアリー、UNICAアプリへの接続などが含まれる。



標準カラー、オプションカラー、トリムのオプションは、ラグジュアリーかつスポーティーな仕様を高めている。エクステリア用の標準カラー8色に加え、パーソナライゼーションプログラムAdPersonamの利用で、さらに200通り以上のペイントオプションから選ぶことができる。また、テクニカ限定のアルカンターラ製インテリアトリムの新作も利用可能だ。その他、シートのボルスター部分に刺繍した「Tecnica」モチーフのステッチデザインやカラーなどのオプションもある。

テクニカの多様なオプションの他にも、ランボルギーニのパーソナライゼーションプログラムAdPersonam部門では、今後ウラカンテクニカを購入するカスタマーに対して事実上無制限のカラーオプションおよびトリムオプションが提供される。


オクタン日本版編集部

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