伝説のポルシェ907や美しきブガッティも登場|フランス「レトロモービル」現地レポート(その2)

Tomonari SAKURAI

現在開催中のレトロモービル・レポートの第2回。今回はレトロモービルのメインスポンサーでもあるアーキュリアル・オークションの車達を見ていこう。

カタログの表紙にもなっているのがポルシェ907。1968年にニュルブルクリンク1000kmで4位。そのほか3度ル・マン24時間に参戦した車体だ。予想落札価格はなんと8億円近い金額になると見込まれている。

null今回の目玉ポルシェ907。

2011年のWECに参戦し珠海6時間レースで優勝したプジョー908HDI V8も参加する。

プジョー908HDI V8。908のファイナルバージョン。

今回最も美しい車両はおそらく1935年のブガッティ TYPE57 “AEROLITHE”のレプリカだ。Type57をベースに作られたもので、オリジナルの車両は2010年に30億円以上の値段を付けたがレプリカは一桁少ない価格で落札されるとみている。



TYPE57 “AEROLITHE”のレプリカといえどもベースはType57をベースにしている。

モナコ・スーパーカー・コレクションからフェラーリF40、F50、エンツォ、そしてラ フェラーリをメインにフェラーリが多数登場する。

モナコ・スーパーカー・コレクションからのF40 。

ラ フェラーリとエンツォ。

バイクではコレクターの手放す戦前の銘車たちほか、モトグッチの初期のモデルが並ぶ。

アルファロメオやブガッティのコレクションと共に3台のモトグッチが登場。DONDOLINO 500。

その他オートバイやポルシェのトラクター、ガンセキオープンのフェルベス・レンジャー、ロシアのZIL 114など、珍しい車も多く登場していた。画像はフォトギャラリーでご確認いただきたい。

こちらはオートモービリアの様子。オートモビリアのオークションは日曜の午後2時からとなる。

オートモービリアのコーナー。


写真・文:櫻井朋成 Photography and Words: Tomonari SAKURAI

写真・文:櫻井朋成 Photography and Words: Tomonari SAKURAI

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