コンセプトカーをそのまま市販化!?100km/Lを超える超低燃費を誇った「VW XL1」とは

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フォルクスワーゲンが取り組んでいた「Super Efficient Vehicle」(SEV)が、超低燃費車のカタチとなって発表されたのは2002年のこと。2シーターに299cc単気筒ディーゼルエンジンと6段MTを搭載して登場した。タンデムシートを採用、ティアドロップ型のボディと航空機スタイルのキャノピーにより、空気抵抗も削減されていた。

その後、2009年に登場した「L1」では、800ccの2気筒ディーゼルエンジンと13.4bhpの電気モーターへと進化した。このディーゼル+電気の組み合わせは、2011年のカタールモーターショーで発表された「XL1」へと受け継がれる。トランスミッションは7速DSG、ディーゼルターボエンジンを搭載し、リッター100kmを超えるというXL1の燃費性能が当時大変話題となったことを覚えている人も多いのではないだろうか。



XL1で座席はタンデムではなくずらされ、バタフライドアが採用された。XL1がそれまでのプロトタイプとは異なる点は、限定生産が予定されていたことだ。合計で250台が製造され、販売されたのである。



このたびボナムスのオークションに出品されているXL1は、サンセットレッド・メタリックカラーの数少ない車両のうちの1台。 2014年7月にドイツのケンペン氏が注文したもので、シャシー番号からは59番目に製造されたことがわかる。2015年1月19日に登録され、新車時からわずか405kmしか走行していない。



XL1のスタイルとデザインに魅了された現在のオーナーが2019年にこの車を手に入れたが、彼はほとんどそれを走らせることなく、良好なコンディションで保管しているという。この車には、ドイツの登録書類、適合証明書、および工場からのパーソナライズされた「XL1 'シャシー059'」専用のバインダーも付属する。

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Les Grandes Marques du Monde à Paris
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オクタン日本版編集部

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