ファンには堪らない!ポルシェデザイン 50周年記念特別展がスタート

Porsche

ポルシェミュージアムでは、ポルシェデザインの50周年を記念して、1月19日より特別展を開催している。フェリー・ポルシェの息子であるフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェは、弟のハンス-ペーターと共に1972年にシュトゥットガルトでポルシェデザインを設立した。そして、ポルシェデザインは機能性と耐久性に優れ、純粋な美を追求した製品で知られるライフスタイルブランドとして、国際的に知られるようになった。特別展では、F.A.ポルシェの生涯と作品、彼のデザイン哲学、そして彼が与えた大きな創造的影響についてのプレゼンテーションと同時に、ポルシェデザインの50年にわたる様々な展示物が公開されている。

ポルシェデザインの50年


ポルシェデザインの始まりを象徴するものといえば、時計製造技術の金字塔であるクロノグラフIである。特別展示の目玉は、この伝説的なタイムピースの2つのバージョン、「クロノグラフ1-1972年限定版」と「クロノグラフ1-911エディション50ポルシェデザイン」だ。

その他にも、ポルシェデザインの名作が展示され、その中にはフォルムと機能で数々の賞を受賞したものもあり、来場者はデジタルとインタラクティブな方法で体験することができる。主な展示品には、アビエーターサングラス、携帯電話、タバコパイプ、ストップウォッチプッシャーを完全に統合したモノブロックアクチュエーターウォッチシリーズなどがある。





また、F.A.ポルシェが製作した車や、彼のプライベートコレクションから、スタイルを決定付ける車も展示されている。その中には、かつて彼自身が最高傑作と称した904カレラGTSも。また、彼の遺品である911(993)スピードスターも展示されるというのだからポルシェファンには堪らない内容となっている。また、ポルシェデザイン創立年の1972年にポルシェ クラシック部門がスペシャルリクエストプログラムの一環としてレストアした911 S 2.4 タルガや、新型のポルシェ 911 エディション 50Y ポルシェデザインも並べられる。



新型コロナウイルス感染拡大の影響でなかなか現地に行くことはまだ難しいため、オンラインで参加できるバーチャルツアーの開催を期待したい。

オクタン日本版編集部

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