ミハエル・シューマッハが駆ったマシンが販売中!皇帝の気分になれるかも!?

Bonhams

2月3日に開催されるボナムス・レ・グランド・マーケス・ア・パリ・セールでは、モータースポーツ界の巨匠、皇帝ミハエル・シューマッハがサーキットの内外でドライブした2台のマシンが出品される予定だ。シューマッハといえば、最近では息子のミック・シューマッハがF1ドライバーとして活躍していることもファンには嬉しい出来事だ。

シューマッハはかつて7度のF1ワールドチャンピオンを獲得し、数多くの最多記録を打ち立ててきたアイルトン・セナにも並ぶ伝説的ドライバーである。今回セールに出品された車は、2台ともちょうど結成されたばかりのメルセデスGPペトロナスF1チームにシューマッハが加入した年の車だ。

1台目の2010年製テスラ・ロードスター(推定1700万-2600万円)は、デュッセルドルフで開催されたレース・オブ・チャンピオンズでシューマッハがデモンストレーションしたもので、もう1台の2010年製メルセデス・ベンツC63 AMGエステートは、F1チームのドライバーとして初めて「カンパニーカー」として使用したものだ。推定価格は650万~1300万円だ。

2010年は、シューマッハがレース・オブ・チャンピオンズ(異なるジャンルのモータースポーツのトップスターが同じ車両で直接対決するイベント)に4度目の参戦をし、レース・オブ・チャンピオンズの長年のパートナーで同郷のセバスチャン・ベッテルとともに、このイベントのネーションズ・カップで4度目の優勝をドイツにもたらした年でもあった。



シューマッハとラリードライバーのセバスチャン・ローブは、このイベントのために特別に用意された4台の2.5 テスラロードスターのうちの1台をそれぞれ運転して対決した。むき出しのインテリアにロールケージや6点ハーネス付きカーボンファイバー・レーシングシートを装着し、ダッシュボード上に緊急遮断用の赤いボタンなどが追加されたマシンだ。



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左リアウィングには、ローブを含むレース・オブ・チャンピオンに出場した3人のドライバーのサインが刻まれている。フランスで登録されたこのテスラは、新車から1万5000km未満しか走っていない。

一方のメルセデス・ベンツC63は、2010年7月28日までシューマッハが所有し、「Conducteur」として登録されていた。初代ドライバーの地位にふさわしく、ブラックレザーのインテリア×ブラックで仕上げられたこの車には、定価に2万ユーロ以上上乗せされた豪華なオプションが装備されていた。走行距離15万2000km弱のC63は、夏の間だけ使用していたという4人目のオーナーによって今回のオークションに提供された。 



ボナムス・モータリング国際会長兼レ・グラン・マーケス・ア・パリ・セール責任者のフィリップ・カントーは、次のようにコメントしている。
「真の伝説的なドライバーの足跡をたどったといえる人はそれほど多くありません。しかし、今回のパリ・セールでは、それを実現するチャンスが2度あります。2台とも、モータースポーツファンやコレクターにとって見逃せない車となるでしょう」

F1界の皇帝が操ったマシンのハンドルを握るチャンスなどそうそうない。シューマッハのようなアグレッシブな走りができるかは分からないが、皇帝がかつてこのマシンたちを操ったときと同じ気分を感じ取ることはできるのではないだろうか。

オクタン日本版編集部

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