インデックスも目盛りもない、モリッツ・グロスマンの鮮やかな限定モデル「バックページ・ブルー」

Moritz Grossmann

余計な装飾はなく、時計そのものの繊細なムーブメントが美しいこの鮮やかなブルーのこの時計は、ドイツのマニュファクチュール、モリッツ・グロスマンが発表した世界限定13本のリミテッドモデルである。

バックページ・ブルーと命名されたこのモデルは、精微なムーブメントの仕上げをダイヤル側から見ることができる、機械好き・時計好きにはたまらない1本。テンプに沿って大きくカットアウトされたプレートを覗くと、その美しい歯車がゆっくりと時を刻んでいるのがわかる。



また、搭載されたのは伝統と革新を併せ持つ自社製のキャリバー107,0だが、このキャリバーは今回ダイヤル側にセットするため、新たに設計されたものを採用している。一見するとムーブメントを単にひっくり返して設置したようにも思えるが、実はこの作業はとても手間がかかる。歯車の回転方法や、パーツを適切に機能させるため、わざわざ再設計されているのである。



ストップセコンド機構も再設計された。リュウズを引き出すと、カンヌキが作用し時刻修正モードへと切り替わり、同時に中央へと伸びるプッシュバーを介してブレーキばねに伝えられ、テンプが停止。プッシャーを押してムーブメントがリスタートした後、ブレーキばねとプッシュバーは静止位置へと戻る。

正確に時を刻む、この美しいムーブメントを腕元に置き、時折ふと眺めてみる。そうすればきっと、時間ではなく、“時”を感じることができるはずだ。

バックページ・ブルー
自社製キャリバー 107.0、調速機:質量ネジ 4 本および調節ネジ 2 本を装着した耐震軸受式グロスマン製テンプ、ニヴァロックス 1ヒゲゼンマイ(ブレゲタイプ 80 番、グスタフ・ゲルステンベルガー案に基づく)、手巻き、5 姿勢調整、部品数230個、パワーリザーブ完全巻き上げ状態から約 42 時間、ケースサイズ 直径41.0 mm厚さ11.35 mm、プラチナケース、手仕上げの針、ポリッシュ仕上げをしたステンレススチール、世界限定13本
価格: 792万円(税込)



モリッツ・グロスマン
www.grossmann-uhren.com

オクタン日本版編集部

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