964だからってネオクラシックとは限らない!|最先端のパワートレインを積んだ「EV」964!

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最新の電気自動車(EV)のパワートレインを統合することで、自動車のアイコンを再定義し、車に将来性を持たせることに特化したテクノロジー企業であるエヴァーラティ・オートモーティブ・リミテッドは、フルレストアされたポルシェ911(964)をベースにした電気スーパーカー「ポルシェ ガルフ シグネチャー エディション」をサロン・プリヴェ・コンクール・デレガンスに出展する。



自動車業界で最も高級で魅力的な作品を展示するサロン・プリヴェ・コンクール・デレガンスは、オックスフォードシャー州の田園地帯の中心にあるブレナム宮殿で開催されることで有名なコンクールだ。この牧歌的な会場には、ヴィンテージのクラシックカーから現代のスーパーカー、伝説のレーシングカーにいたるまで、あらゆる時代の車が集まる。今年、エヴァーラティ社は、スーパーフォーマンス社とのパートナーシップにより製作された伝説のGT40の電動化バージョンとともに、ガルフ シグネチャー エディションを初めて一般に公開する。

カーボンファイバー製のボディエレメントと最先端のEVパワートレインを搭載したポルシェ ガルフシグネチャーエディションは、180マイル以上のエミッションフリー走行が可能で、0-62mphの加速は4秒以下だ。ガルフシグネチャーエディション専用にパワーデリバリーを最適化したEVパワートレインには、53kWhのバッテリーパックと先進のバッテリーマネージメントシステムが搭載されている。



最高出力500bhpのパワーを後輪に伝える新型ポルシェ ガルフシグネチャーエディションは、1990年代に製造されたオリジナルのポルシェ964の2倍以上の出力を誇る。500Nmを瞬時に供給することで、時速62マイルまで4秒以内で加速することができるのだ。さらにこの驚異的な加速力に加え、ドライビングスタイルに応じて180マイルの航続距離を実現している。

ガルフインターナショナル社とのパートナーシップの一環として、ポルシェ ガルフシグネチャーエディションは、時代を超えたガルフオレンジとブルーのレースカーのカラーリングで一目でわかるようになっている。ガルフカラーはモータースポーツ界で最も尊敬され、称賛されているカラースキームと言ってもいいだろう。



世界的に認知され、信頼されているブランドであるガルフ社は、伝統的に石油のダウンストリーム企業として知られており、高品質な製品、イノベーション、卓越した技術で世界的に同義語とされているが、現在はE-モビリティ/電気自動車の分野にも積極的に進出しており、エヴァーラティの特性に直接合致している。

エヴァーラティ・オートモーティブ・リミテッド社の創業者兼CEOであるジャスティン・ラニー氏は次のように述べている。

「エヴァーラティ社は、世界で最も象徴的な自動車を再定義し、クリーンな未来とともに運転し、楽しむことができるようにします。電動化され、再定義された911 (964)をベースにした、ガルフ・ブランドの最初の作品をサロン・プリヴェで、業界の真のレジェンドたちと共に展示できることを誇りに思います。ガルフ社の美しいブルーとオレンジのカラーリングと当社の最先端のEVパワートレインの組み合わせにより、当社のシグネチャー・エディションは、真に優れたゼロエミッション・スーパーカーとなりました」

オクタン日本版編集部

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