マクラーレンが3台の最新モデルを展示!|英国を代表するコンクールイベント「サロン・プリヴェ」

McLaren

イギリスを代表するコンクールイベントであるサロン・プリヴェ。舞台となるのはブレナム宮殿を取り巻く美しい庭園で、英国郊外のオックスフォードシャーに位置する。2006年の創設以来、イギリスでも特に華やかなコンクールの一つとして知られており、庭園にはドレスアップしたゲストが集い、素晴らしい食事やシャンバンを楽しむ、秋を代表する社交イベントへと発展してきた。

9月2日から5日まで開催されるこのサロン・プリヴェに、マクラーレンが大規模な展示を行うことを発表した。新型ハイパフォーマンス・ハイブリッドのマクラーレン アルトゥーラ、オープントップ・スピードスターであるエルヴァのウィンドスクリーン・バージョン、765LTSpider およびマクラーレン GTが展示される予定だ。

マクラーレンのブースに展示される最新モデルとしては、まずハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパーカーのアルトゥーラが登場する。プリティッシュ・モーターショーに登場したばかりのエンバ―・オレンジの一台で、マクラーレンが蓄積したロードカーとレーシングカーの知識と経験をすべて結集したモデル。イギリス国内で開発・製造された全く新しいマクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)を採用し、そこにバンク角120のツインターボ3.0リッターVGエンジンと、これをアシストする出力95PSのアキシャルフラックス型Eモーターを搭載している。



乾燥重量はクラス最軽量の1,498kgで、総出力は680PS、最大トルクは720Nmに上るため、0-200km/h(124mph)加速8.3秒、最高速度 330km/h (205mph)という驚異的なバフォーマンスを発揮する。また、電力のみのモードの航続距離は最高30kmと、日常的な使用に適した設計だ。

アルトゥーラとスポットライトをともにするのが、オプションのウィンドスクリーンを装備したエルヴァ。アルティメットシリーズのスピードスターであるエルヴァは、ハンドルを握る喜びを徹底的に突きつめたモデルで、そのエッセンスはこのバージョンでも変わらず、インテリアと外部との境界ははっきりするものの、細いウィンドスクリーンはエルヴァの見事な造形美と完璧に調和している。展示されるのは鮮やかなサテン・ブルーの一台。マクラーレン史上、特に希少なモデルだけに、サロン・プリヴェの来場者にとっては必見の展示となるだろう。



そして、今回初登場となるのがアンピット・ブルーの765LTSpiderだ。既に完売した昨年発表の765LTクーぺに続き、今夏初めに発表されたばかりの最新ロングテールモデル。わずか11秒で開閉する電動の一体型リトラクタブル・ハード・トップが加わったにもかかわらず、カーボン・ファイバー製シャシーによって、批評家も絶賛するクーぺの優れたダイナミクスをすべて継承することができた。その速さはマクラーレンの歴代スパイダー最速で、765LTの4本出しエグソーストが奏でるドラマチックなサウンドがキャピンを包み、強烈なドライビング・エクスベリエンスを体全体で味わうことができる。



パフォーマンスと極上のエレガンス両方を重視するカスタマーのために生まれたマクラーレン GTも、サロン・プリヴェではサーペンタインの一台が展示ラインナップに加わる。秀逸なデザイン、広々としたラゲッジスペース(マクラーレンとのコラボレーションで生まれたトゥミのトラベルバッグがびったり収まる)、ラグジュアリーな雰囲気のインテリアに、マクラーレンならではの驚異的なバフォーマンスと刺激的なダイナミクスが組み合わされている。

マクラーレン・オートモーティブ、ヨーロッバ・中東・アフリカ担当マネージングディレクター
「イギリスの自動車イベントの中でもハイライトであるサロン・プリヴェに再び参加できることを嬉しく思います。モダンなラグジュアリー・スーパーカーメーカーであるマクラーレンにとって完璧な舞台といえます。大切にされてきた新旧の名車の数々と並んで、私たちのスーパーカーがブレナム宮殿の美しい敷地を彩るのは、きっと見事な光景でしょう。会場でマクラーレンのオーナーやブランドを愛する方々とお目にかかれるのを楽しみにしています」

オクタン日本版編集部

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