究極にして最後のV12エンジン搭載|アヴェンタドール ウルティメが日本初披露!

Octane Japan

ランボルギーニが1963年に発表した350GTに搭載されたのはジオット・ビッザリーニの下開発されたバンク角60度のDOHC、V12気筒3.5リッターのエンジンで、最高出力は320hp。それ以降もフェルッチオのV12エンジンに対する思い入れは並ならぬもので、馬力が上がるごとにビッザリーニのボーナスも上げていたという逸話まで残っている。ハラマ、ミウラ、カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴ、脈々と受け継がれてきたランボルギーニのV12エンジンは、最終章のアヴェンタドールで幕を閉じることとなった。

2021年7月29日(木)、アウトモビリ・ランボルギーニがプロデュースする「THE LOUNGE TOKYO」にて、ランボルギーニ アヴェンタドール LP780-4 ウルティメのジャパンプレミアが行われた。クーペは350台、ロードスターは250台の限定生産となる。このモデルについては先日オクタンでも紹介しているが、日本で実車がお披露目されたのは今回が初となる。



フロントへの空力負荷を高めるために縦方向の空力性能がSVJに似た特別なフロントバンパーコンセプトを採用している。

一目でランボルギーニと分かる象徴的なテールライト。

エンジンをかけると、官能的なサウンドが会場に響きわたった。



ホイールのみならず、給油口にもヘキサゴンがあしらわれている。

すべての車両に001のナンバーが刻まれている。すべてのオーナーにとっての「特別な1台」という意味が込められているようだ。









ランボルギーニ・ジャパン代表のダビデ・スフレコラ氏は、この度公開されたアヴェンタドール ウルティメの魅力について語った。

「V12エンジンはランボルギーニのアイコンです。最後のV12自然給気エンジン搭載車であるアヴェンタドール ウルティメは、究極にしてグランドフィナーレを飾るに相応しいモデルであり、1963年の初代V12が生まれてからこれまでの長い道のりの終わりを告げます。これまでハイパースポーツカーにしかなかったものを、アヴェンタドールは具現化してきました。2018年には地球上でもっとも過酷であり、“緑の地獄”と揶揄されるニュルブルクリンクにて、アヴェンタドールがラップレコードを塗り替え、素晴らしいパフォーマンスを見せました。アヴェンタドール ウルティメは、時代を超越した数々のテクノロジーを取り入れ、このモデル限定の新しいエクステリアとアルカンターラを使用したインテリアを採用し、すぐにそれと分かるアイコン的存在になります。今日まさに、新しい歴史が生まれたのです」




他にも写真を多く載せているため、気になる方はこちらからチェックしてほしい。
画像ギャラリー【全25点】

オクタン日本版編集部

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