DBSもDBXも自分好みにカスタムできる!|アストンマーティンがコンフィギュレーターを刷新

Aston Martin

アストンマーティンは、カスタマーやファン、ディーラー・パートナー向けに、ラグジュアリーブランドのオンラインデジタル体験をさらに向上させるために設計された、新しいコンフィギュレーターを発表した。

アストンマーティンは、カスタマーの時間を節約することが価値の創出に繋がると考え、新しいコンフィギュレーターは構成プロセスを簡素化し、カスタマーの希望に合ったアストンマーティンを直感的に作成できるようにしている。新しいテクノロジーによりアストンマーティンは優れた柔軟性と利便性を提供する価値の高い仕様を提案することにより、コンフィギュレーターによる作業を、楽しい体験へと変化させている。このコンフィギュレーターは、個性的なアストンマーティンを作成したいカスタマーのために、独自のオプションと豊富なボディカラー、レザー、アルカンターラを含む、完成されたパーソナライズパッケージも提供している。



没入型の3D超高精細環境を提供するアストンマーティン コンフィギュレーターでは、車両の細部にズームインすることも可能だ。車両のディテールは、選択したすべてのエクステリアとインテリアの仕様を明確に示す動画として見ることができ、背景には、スタジオ環境だけでなく実際のロケーションを表示させることが可能で、カスタマーは現実的な環境の中で、車がどのように見えるのかを確認することができる。操作が簡略化された新しいカスタマージャーニーでは、カスタマーが広告で見た車の正確な仕様を取得して、その車の外観を再現することもできる。

このコンフィギュレーターは、オンライン・プロセスのどのポイントでも、セールス担当者とのやり取りに切り替えて、車両の構成をサポートすることが可能な地域ディーラーとのオンラインセッションをスケジュールすることが可能だ。カスタマーおよびファンは、コンフィギュレーターでパーソナライズした仕様のカタログをダウンロードしたり、お気に入りの構成をソーシャルメディアで共有したり、プロセスのどの時点でも試乗を予約したりすることもできる。

デジタル化の専門企業であるMHPと共同開発しており、MHPの「Elastic Content Platform」に基づくこのコンフィギュレーターは、EPICの「Unreal」ゲームエンジンとGoogle CloudのNVIDIA RTXがサポートする、次世代のカーコンフィギュレーターだ。ユーザーは、モバイル機器やその他のデバイスでコンテンツをストリーミングすることで、この最先端のコンフィギュレーターを利用することができる。

フォーミュラ1世界選手権に参戦して以来、アストンマーティンのウェブサイトは非常に高いトラフィックレベルを記録してきた。3月に開催された2021シーズン開幕戦のバーレーングランプリの決勝レース当日のコンフィギュレーターは、2019年のDBXワールド・プレミア以降、もっとも多いオーガニック・トラフィックを記録した。この日は、アストンマーティン ヴァンテージ フォーミュラ1オフィシャルセーフティーカーや、DBXオフィシャルメディカルカーが画面に登場するたびに、ファンがアストンマーティンのウェブサイトにログインしてコンフィギュレーターで独自のアストンマーティンを構成したことにより、トラフィックが急上昇することとなった。

アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のトビアス・ムアースは、次のように述べている。「私たちは、お客様のカスタマージャーニーを、さらに上のレベルへと引き上げ、完璧な体験を提供します。アストンマーティンを購入する体験は、所有するのと同じくらい楽しいものでなければなりません。私たちの新しいコンフィギュレーターは、これを念頭に置いて作成されました。お客様は多忙なため、購入プロセスは、できるだけシンプルで楽しいものにする必要があります。この新しいコンフィギュレーターは、それを実現しています。多くの他の企業と同様、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの際に、弊社の一部のお客様はオンラインで製品を購入しました。そのため、私たちは、このプロセスを改善して、リモートのお客様がアストンマーティンの完全な体験を利用できるようにしました」

2020年、アストンマーティンのコンフィギュレーターは200万を超えるセッションを記録しており、2021年にさらなる増加が予想される。

また、アストンマーティンコンフィギュレーターの発表と同時に、2022年モデルにおける製品ラインナップの重要なアップデートが初公開された。

4.0リッターV8エンジンを搭載したアストンマーティンDB11は、最高出力が535PSに引き上げられた。このラグジュアリーGTは、CoupeとVolanteの2つのボディバリエーションが用意されている。ピークパワーは25PS(24bhp、18kw)引き上げられ、新しい最高速度は192mph(約309km/h)となった。強化されたエンジンパワーは、より高いエンジン回転数で発生する一方で、トルクの値は、エンジン回転域全体で従来通りに維持されている。さらにDB11には、オプションのスポーツプラスシートを装着することが可能となった。このシートは、ドライバーと助手席乗員のショルダー部、胸部、太もも部分のサポートを強化して、最高出力と最高速度の向上に対応している。

アストンマーティンのフラッグシップ・スーパーGTであるアストンマーティンDBSは、「Superleggera」のエンブレムを外し、新たに「V12 DB11」エンブレムを装着している。さらに、「AMR」エンブレムも今回から省略されているが、そのハイパワー、ダイナミックなサスペンション特性はそのまま維持している。これらの変更は、製品ラインナップのモデル名を簡素化し、より理解しやすくするために行われたものだ。



2022年モデルのヴァンテージとDBSは、印象的な新しい21インチ・ホイールを装着し、アストンマーティン初のSUVモデルであるDBXは、23インチホイール、新しいスポーツプラス・シート、携帯電話のワイヤレス充電機能を装備している。ワイヤレス充電機能は、インフォテインメント・システムに統合され、車両のメイン・ディスプレイで充電状態を確認できるようになった。





2022年モデルでは、新しいインテリアトリムパッケージが導入され、コンフィギュレーターとともにデビューする。「Create」、「Accelerate」、「Inspire」と名付けられたこれらのパッケージは、すべてのモデルで選択可能で、アストンマーティンデザインチームが厳選した素材、カラー、装備の組み合わせを提供する。各パッケージは、カスタマーの好みに合わせて、異なるデザイン・キャラクターを反映している。これらのパッケージの導入によって、細かい仕様を一つずつ決定する煩わしさからカスタマーを開放し、事前に定義されたインテリアデザインを提供することで車両の構成を簡素化しているが、完全にオーダーメイドされた仕様を作成することも可能だ。



「Inspire」パッケージのテーマはラグジュアリーで、最高の素材とカラーを組み合わせたインテリアを実現している。そのハイライトは、精巧なミシン目パターンを備えた最高級セミアニリン・レザー、ブローイングやコントラスト・ステッチを施したシートが含まれ、あらゆるディテールに至るまで豪華なインテリアが創出されている。「Inspire」パッケージでは、キャビンの雰囲気を引き立てる38色のモノトーンおよびツートーンの組み合わせを選択することが可能だ。

「Accelerate」パッケージは、アストンマーティンのダイナミックなキャラクターを反映した、よりアグレッシブなデザインが採用されている。このパッケージでは、レザーとアルカンターラを組み合わせたユニークなスポーツシートが提供され、コントラスト・カラーのアクセントが配されることにより、より明確な個性を主張したいカスタマーに訴求する。このパッケージは、最大10色から選択することが可能で、アルカンターラも4色が用意されている。

「Create」パッケージは、お客様自身による車両構成のスタート地点となる。焦点を明確に絞ったカラーとディテール・オプションを備えたこのインテリアは、非常に個性的な美しさとデザイン・キャラクターを特徴としている。「Create」パッケージ、最大10色から、モノトーンおよびツートーン・カラーの組み合わせを選択することができる。

アストンマーティンでの購入を検討している、またはそのラグジュアリーを体験したい方は、configurator.astonmartin.comから新しいアストンマーティン・コンフィギュレーターへアクセス可能だ。現在は、コンフィギュレーターのフェーズ1が稼働中で、今後数か月以内にさらに機能が強化される予定となっている。

オクタン日本版編集部

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