ジープ誕生から80年!これからのジープはどうなる?

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1941年7月15日。ウィリス・オーバーランド社はアメリカ合衆国旧陸軍省と、軍用ジープの製造に関する契約書に署名した。それから80年。ジープは今でも進化を続けている。新たなラインアップを登場させる一方で、新規セグメントへ向けた新製品を開発し、世界中で愛好者のコミュニティを拡張し続け、80年の間に培ってきたSUVセグメントにおけるリーダーシップをさらなる高みへと導くために、4xeの名のもとに電動化技術を推進している。



ジープ・ブランドCEOのクリスチャン・ムニエは次のように述べている。「私たちは、ジープをさらに高く、さらに前進させることでブランド生誕80年を祝います。私たちは、3列シートのジープ・グランドチェロキーLを販売することで新たなセグメントへと参入します。一方、プレミアムSUVセグメントへは、ジープ・ワゴニアとグランドワゴニアで仕掛けます。その次には、PHEVテクノロジー採用のグランドチェロキー4xeが控えています。私たちはゼロエミッションの未来世界をビジョンとして掲げており、2025年までにはゼロエミッションのフル電動ジープ4xeを全セグメントに揃える予定です」



ジープのアニバーサリーを祝うとともに、ゼロエミッションの未来を達成するというビジョンを胸に、ジープ・ブランドは、ステランティス社が7月8日に主催したEV Day 2021でお披露目した動画、「ジープライフ電動化(Jeep Life Electrified)」の80周年バージョンをオフィシャル・チャンネルにアップロードした。この動画は、あるカップルのラブストーリーを通して、ジープ・ブランドの電動化へのユニークな取り組みを描いているものだ。動画の中ではジープの様々な製品が未来の技術とジープのグローバル・コミュニティと交差し、明るい未来へと続いていくことが表現されている。

また、BGMにはバスティーユの新曲、「ギブ・ミー・ザ・フューチャー」が使われている。



「私たちはジープを最もグリーンでもっとエキサイティングなSUVブランドにしようと決意を新たにしています。ジープを電動化すれば、通勤のような短距離なら電気だけで移動が可能になります。一方で、オンロードでの運転の楽しさや効率性はそのままに、オフロードでも静寂のまま高い走破性をお楽しみいただけます」とムニエは述べている。



ジープのゼロエミッション・ビジョンは、80年のブランド歴史の中で重要なマイルストーンとなるだろう。ジープは単なるブランドである以上にコミュニティであり、オープンエアなフリーダムとパイオニア精神に満ち溢れ、そして4WD技術における 画期的なイノベーションの推進者でもあるのだ。

オクタン日本版編集部

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