レゴになったマクラーレン・エルヴァ|フィギュアのモデルとなった女性の正体は…?

McLaren

2021年6月1日、マクラーレン・オートモーティブとレゴ・グループが手を組み、「新LEGO©スピードチャンピオンMcLaren Elva」が発売された。世界屈指のエクスクルーシブなオープントップ・スピードスターを見事に再現した263ピースのプレイセットだ。



マクラーレンのスーパーカー史上最も軽量なマクラーレン・エルヴァは、ルーフやウィンドスクリーン、窓が存在せず、ドライバーとの一体感や究極のドライビングプレジャーを追求している。また、アクティブ・エア・マネージメント・システム(AAMS)はエアロダイナミクスを駆使して気流を操り、パッセンジャーを空気の“泡”で包み込み、吹き付ける風から守る。全263ピースのレゴセットもリアルカー同様に、ワイドなシャシーに2シーターのオープンコクピット、ユニークなAAMSを含め、ディテールまで本物さながらに再現されている。



このセットに付属するミニフィギュアのモデルとなった人物も忘れずに紹介しておきたい。レーシングスーツとヘルメットに身を包み、レンチを持ったドライバーのミニフィギュアのモデルとなったのは、マクラーレン・オートモーティブのアルティメットシリーズ主任開発エンジニアであるレイチェル・ブラウン。レイチェルはマクラーレン・セナ GTRなどのプログラミングに携わるとともに、今年1月に発売された「LEGO Technic™ McLaren Senna GTR」のデザインや制作のサポートにもあたった。彼女が担当するのは、エルヴァを含むマクラーレン・アルティメットシリーズ。構想段階から製造まですべてに関わり、サーキットでのテスト走行や風洞での空力テストなども担当している。



「車を走らせ、テストすることは、子どものころからの夢でした。それが今や自分の仕事の一部になっているとは未だに信じられません。これが若い人々の刺激となり、自動車業界や設計・エンジニアリングの世界でキャリアを目指すきっかけになれば嬉しく思います。本当に数多くの信じられないようなチャンスが存在しますから」
レイチェル・ブラウン、マクラーレン・オートモーティブ・アルティメットシリーズ主任開発エンジニア

「私たちはレゴ・スピードチャンピオンで、あらゆる世代のレゴファンを夢の車に近づけるとともに、レイチェルのように、なりたいものに何でもなれる、と信じられるよう後押しできればと考えています。それだけに今回、エルヴァのレゴバージョン作成にあたりマクラーレンと取り組めたのは、大変光栄でした。構想が生まれたのは、まだ本物のElvaが開発の初期段階にあった頃で、そこからデザインの全過程でマクラーレンの開発チームと密接に協力してきました」
クリス・スタンプ、レゴ・スピードチャンピオン・デザインマネージャー

レゴ・スピードチャンピオンMcLaren Elvaは、対象年齢7歳以上、全高4cm(1.5インチ)、全長16㎝(6インチ)、全幅7㎝(3インチ)。細部まで手の込んだレプリカは、組み立てながらエルヴァの構造を学ぶことができ、飾る楽しみ、エアロダイナミクスを駆使したドライビングアクションを兼ね備えている。6月1日よりLEGO.comやレゴストアのほか、世界中の量販店にて販売されている。

オクタン日本版編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事