まるでアート!「ギョーシェ彫り」が施された美しき腕時計

1929年、スイスとフランスの国境近く、ウォッチ・バレーと呼ばれるジュウ渓谷にて誕生したウォッチブランド「Louis Erard」から、まるでアートのような美しいモデルが登場した。Excellence Guilloche Main(エクセレンス ギョーシェ)という名前の通り、ギョーシェ彫りが贅沢に文字盤いっぱいに施されている。



これは髪の毛より細い幅0.1~0.5mm、深さ0.03~0.04mmの線で描かれており、繊細な作業で生み出される。作業には機械が用いられるが、高い技術を持つ職人出なければこの模様を描くことは困難だという。その難しさゆえ、マシンを使用していながらもGuilloche Main(手彫りのギョーシェ)と呼ばれるのだ。





使用されるのは約100年前に作られた手動旋盤。直線を彫るストレートマシンと円形の線を彫るターニングマシンの2種類だ。モチーフの位置、彫る速度、彫りこむ一定の力、彫りこまれた線の最後の正確な位置など…その過程では、職人の経験とセンスが問われることになる。


彫刻前の文字盤ベースに黒いニスを塗り、彫り込まれた後 露出した真鍮部分に銀の緑青を発生させるロジウムメッキを施すことでフラットな文字盤に幾何学的な奥行きを与えている。

そしてその文字盤に交わるのはセンター秒針を外した2針タイプの針。ギョーシェ彫りをバックに美しく輝くブルーの針はもみの木をかたどったブルースチールとなっている。なお、本モデルは、全世界で限定99本の生産だ。


Excellence Guilloche Main(エクセレンス ギョーシェ)
品番LE66237AA52BVA34、ステンレススチールケース シースルーバック、ケースサイズ42mm、カーフブラックヌバックストラップ クイックチェンジ式、ムーブメントSW261-1、自動巻き、世界限定99本
発売時期:2021年5月下旬〜
価格:59万4000円(税込)


Louis Erard
https://www.josawa-watch.com

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