電動化へのあたらしい一歩を。マセラティ レヴァンテ ハイブリッドがワールドプレミア

Maserati

新型マセラティ レヴァンテ ハイブリッドが、上海モーターショーでの物理的なワールドプレミア、ブランドのウェブサイトでのバーチャルなワールドプレミアという二つの手法で同時に発表となった。2020年に発表したブランド初のハイブリッドモデル ギブリ ハイブリッドに続き、ブランド初のハイブリッドSUVとなるレヴァンテ ハイブリッドの登場により、マセラティの電動化へのプロセスはさらに大きく前進する。

デジタルプレミアには、スペシャルゲストとして、マセラティ グローバル・アンバサダーに就任したデイヴィッド・ベッカム氏が登場してメッセージを寄せたほか、ミュージシャンのダーダスト氏による特別なサウンドトラックが披露された。



レヴァンテの電動化においては、革新的なアプローチである哲学を追求している。ブランドの価値観に忠実でありながらパフォーマンスを向上させること、燃焼効率を高めながらスピードと敏捷性を向上させること、そしてマセラティならではのドライビングプレジャーとラグジュアリーを強化すること。その結果として誕生したのが、マセラティ特有の咆哮を再現したハイブリッドSUVである。



レヴァンテ ハイブリッドは、4気筒2リッターエンジンと48Vのハイブリッドシステムを組み合わせ、減速および制動時にエネルギーを回収する。従来の6気筒エンジン搭載車(ディーゼル車、ガソリン車)と比較して、車重が軽く、バッテリーをリアに配置したことで、車両の前後重量バランスを最適化した。

パフォーマンス面においては最高出力330ps、最大トルク450Nmをわずか2,250rpmで発揮し、最高速度240km/h以上、0-100km/h加速6秒という数値を有している。



レヴァンテ ハイブリッドのローンチバージョンは、カスタマイズプログラム「マセラティ フオリセリエ」のひとつである、アズーロ・アストロと呼ばれる新しいトリコートのメタリック・カラーの外装色をまとう。エクステリアやインテリアのディテールには、ギブリ ハイブリッド同様に、この車をひと目で見分けることができる、ハイブリッドモデルを象徴するブルーのアクセントが採用されている。エクステリアでは、3連のサイドエアダクト、ブレーキキャリパー、Cピラーのロゴがブルーで表現されているほか、インテリアでは、同じブルーの色調がシートの刺繍に使われている。







「より速く。より地球に優しく。唯一無二」、レヴァンテ ハイブリッドは、ディーゼルよりも速く、ディーゼルやガソリンよりもサステイナブル。そのキャラクターは他のハイブリッドと一線を画すユニークな存在として登場した。2016年の発売以来好評を博しているレヴァンテだが、マセラティの電動化の潮流においてもあたらしい一歩を踏み出したといえるだろう。

オクタン日本版編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事