「無観客での開催は避けたい」ル・マン24時間レースが今年も延期を発表

ACO

2021年のル・マン24時間レースが、COVID-19の影響により延期されることが発表された。当初は6月12~13日に開催される予定だったレースが、8月21~22日に延期されることになった。主催ACOによると、チームと参加者に準備のチャンスを与えるために早めの決断をしたかったとのことだ。

2020年も延期されているため、これは2年連続で開催延期となっていることを意味する。昨年のは雨天の中、観客ゼロの状態でおこなわれておりACOは今年も観客ゼロとなることを避けたいという意向もあり延期を決断するに至った。



ACOのピエール・フィヨン会長はツイッターで、「2年連続でルマン24時間レースを無観客で開催することは考えられないことです。我々は、そのようなことが起こらないように、またドライバー、エンジニアたちがシーズン全体を見渡せるように、できる限りのことをしている」とコメントした。

2021年は89回目の開催となり、新しいハイパーカークラスのデビュー戦でもある。待望のカテゴリーでは、トヨタ、プジョー、スクーデリア・グリッケンハウス、バイコレスが競い合うことになる。なお、フェラーリは2023年にル・マンへ参戦することを先月発表している。新クラスはスーパーカーだけでなく、プロトタイプレースの新たな黄金時代を切り開くことになるだろう。

また、ル・マンの延期を受けて、ヨーロッパのル・マン・シリーズはポール・リカールサーキットで開催されるル・キャステレ4時間レースを6月4~6日に延期することを決定している。

1923年以降、ル・マン24時間レースが延期されたのは1956年にサルテ・サーキットの建設工事のために7月に延期され、1968年にフランスでの抗議活動のために9月に延期されたという2回だけだった。この2年は歴史に残るものとなるだろう。

オクタン日本版編集部

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