ド派手なアートカーをポルシェ・タイカンで製作!その目的とは?

Porsche AG

ポルシェは、フルエレクトリックのタイカン 4Sをアートカーに仕上げた。ニューヨークを拠点とするアーティスト、リチャード・フィリップスとのコラボレーションである。

2019年の初めに、フィリップスはポルシェのファクトリードライバーの1人であるヨルグ・ベルグマイスターと協力して、その年のル・マン24時間レースでクラス初の優勝を果たしたポルシェ911RSRアートカーを製作した。今回はさらに大きな、タイカンというキャンバスを使いアートを仕上げていった。

タイカンのボディをまとう活気に満ちたカラーリングは、2010年にフィリップスが描いた絵画「クイーンオブザナイト」にインスパイアされているものだ。花、植物、蝶、青空などをあしらいタイカンのクリーンな印象を強調した。しかし、これは実際の絵ではなく、ドイツを拠点とするシグナルデザインによって手がけられたラッピングカーである。



アートカーは2020年後半に完成し、しばらくチューリッヒのLeuehofという名前のレストランに展示されていた。コロナウイルスの影響により、レストラン再開の兆しが見えないため、3月にはスイスでツアーをするとのことだ。その後、チューリッヒの南にある町ツークに移動し、新しいオーナーを待つ。



新しい家を待つ、というのは2021年4月6日に開始予定のオークションで出品されることを意味する。落札者はシュトゥットガルト-ツッフェンハウゼンにあるポルシェファクトリーのツアーに参加できるとのこと。そして、その落札額はクリエイティブアーティストを支援するスイスの非営利団体SuissecultureSocialeに寄付される。パンデミックの影響を受けている人々を助けるため、このタイカンは製作されたのだ。ボディの蝶や鮮やかな花々を見るだけでも、どこか明るい気持ちになれる一台である。

オクタン日本版編集部

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