イタリアのエッセンスが注ぎ込まれた日本製スポーツカー

Octane Japan 編集部 ｜ 2021.02.16

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117クーペは、イギリス国内だと比較的目にしない車だが、だからこそ注目の的になる。イギリスで正式に販売されたことはないものの、日本からの長旅を終えた車は少なからずある。また、状態の良いものは本国の日本であれば入手可能なはずだ。既成概念にとらわれず車探しをしているあなたには、10,000ポンド未満で、イタリアの血を感じられる、めずらしく、美しいこの車がうってつけだろう。

量産型の1973年以降のフェイスリフト車は、1968年から73年のモデルよりも簡単に見つけることができるが、英国国内で探すのは決して簡単ではないだろう。 見つけられたとしても、しっかりしたもので約5000ポンドから約8500ポンド、状態が良く総走行距離の少ないものだと1万5,000ポンド以上は必要になる。

日本国内での価格は、年代や状態、スペックによって大きく変わるが、海外と比べればはるかにに多く見つけられる。比較的きれいなフェイスリフト車を 安いものでは約5000ポンドあたりから、1万5,000ポンド以上かければベストなコンディションの車両も発見可能だ。 初期のモデルになると、そこから一気に2倍にまで跳ね上がる。

日本から購入する場合は、錆びや粗雑な改造車に注意が必要だ。 輸送費も考慮に入れて考えるのが良い。 日本製なので頑丈には違いないが、部品は日本から調達する必要がある。

後期のモデルには5段速ギアボックスと大型化されたエンジンが搭載されたが、各モデルの詳細を精査する必要がありそうだ。 シングルカムバージョンはあまり望ましくない。3速オートマチックはドライビングの喜びを奪いかねないので注意が必要である。

文：Octane UK 訳：オクタン日本版編集部

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