速すぎておもちゃにはできない !? 子供用のブガッティ・タイプ35に試乗!

octane uk


 
3モデルの中では最も高価なピュールサンは、価格が5万8500ユーロ(約740万円)で、ヴィテスと同様のパワートレインを持ち、アルミニウム製のボディは職人の手によって造られている。バッテリーは240V電源で約4時間でフル充電できる。もしそれが長すぎるのであれば、バッテリーを取り外して予備のパックと交換すれば数秒で完了する。上位仕様のバッテリーはフル充電だと31マイル(約50km)の走行が可能だ。31マイルもあれば、どんなセレブリティでも自宅の庭をパトロールするには十分すぎるほどだろう。

運転してみると、明るく爽快な乗り心地だ。背の高いドライバーだとハンドルを握った時、前かがみの体勢になるものの、大人の男性が乗っても強力なパワーウェイトレシオを鈍らせることはない。 加速のレスポンスも良好では反応が良く、LCCによると0-60km加速は6秒(約60km/h)ほど。つまり、適度なストレートさえあれば、最高速度に十分到達できる。ステアリングは軽く、目を見張るほど正確で、ミシュラン製のタイヤはグリップ力が非常に優れている。



電気モーターは、アクセルペダルを放した時に駆動モードからジェネレーターモードに変わり、強力な回生ブレーキが効くようになっている。油圧ブレーキが必要となり、足首に負担がかかるのはトップスピードで走っているときのみである。開発チームはケーブルブレーキを使用しようと試みたが、「さすがに、自殺行為だ」という理由でヘドレイは油圧ブレーキを採用したと語る。
 
Baby IIは一般道用に販売されてはいないが、LCCはオプションで『ツーリングパック』を提供しており、インジケーターや高輝度フォグランプの追加もできる。ヘドレイは、一部の国で四輪車として登録できることを認めている。 リトルカー・カンパニーは、別のメーカーから公式な認可を受け、新たなミニチュアヒーローの製作に取り組んでいる。次なるヒーローは、小さなアストンマーティンDB5だ。

Words : Mike DUFF 訳:オクタン編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事