ウブロと村上隆氏がコラボレーション「お花」にインスパイアされた一本

hublot

スイス高級腕時計ブランド ウブロは、世界で活躍するトップアーティスト 村上隆氏とのコラボレーションウォッチのお披露目をする「Hublot & Takashi Murakami Launch:Live Broadcast」を 2021年1月26日(火)、ウブロ ブティック銀座にて開催いたしました。

会見ではHUBLOT CEOリカルド・グアダルーペがスイスよりリモート参加し、会見の様子は全世界にLIVE配信された。さらに、村上隆氏が登壇し、日本人アーティスト初となるコラボレーションウォッチのお披露目とトークセッションを実施した。トークセッションの中で、村上隆氏はコラボレーションのきっかけについて「一番の決め手は、実際にスイスにあるウブロの工場を訪問したことです。素晴らしいクオリティのマニュファクチュール、自動化・コンピューター化された機械、そして大勢の職人達を目の当たりにした時は夢が実現したかと思いましたね。ウブロの工場は想像を超えていました。人生の中でも素晴らしい経験となりました」と述べた。



また、HUBLOT CEOリカルド・グアダルーペは「ウブロはもともと「HUBLOT Loves Art!」というフレーズもあるように、アートとのつながりを大切にしてきたブランドです。ブランドとして、村上隆さんというアイコニックで非常に才能のある芸術家とコラボできるなんて、とても素敵な体験になるだろうと思ったからです」と、ウブロが村上氏に オファーをした理由を語った。

2020年2月、ウブロのマニュファクチュールを初めて訪れた村上隆氏。この訪問は、村上氏が時計職人の 仕事とタイムピースのデザインについて詳しく知る機会となった。これをきっかけに始動し、クリエイティブなプロセスを経て誕生したのが、「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」 である。このモデルは、村上氏のアイコンである「お花」にインスパイアされた非常に革新的なタイムピースで、その内部と表面には、「お花」モチーフがあしらわれている。

また、ウブロのエンジニアが開発した精巧なボールベアリングシステムにより、花びらが回転する仕組みとなっている。さらに、「お花」の中心部はサファイアガラスにインサートされており、人目を引くスマイルと共に、ユニークな3D効果を演出。ウブロの代名詞ともいえる最も刺激的な特徴のひとつである、「オールブラック」を受け継ぎ、このモデルでは、ブリリアントカットのブラックダイヤモンドが花びらと顔の部分に配されるなど(それぞれ456個、107個)、オールブラック感が一層際立っている。



さらに、普段はカラフルな作品が印象的な村上氏がオールブラックを選んだ理由について「いつもコラボレーションの際には、僕の要望を正直に伝えます。15年前にウブロに招待いただいた際に、真っ黒なラバーベルトのプレゼンテーションを受けたんです。その時の記憶から、ウブロというと黒のイメージでしたので、黒一色というのを提案しました。ウブロとのファーストインプレッションを表現できたので非常によかったと思っています。」と述べた。

「立体的な彫刻がユニークですよね。非常にわかりやすい形で時計とアートのコラボレーションとなりました。打ち合わせは半日で終わったのですが、ウブロが深く理解してくれて、ここまで作ってくれました。コラボする相手で随分変わりますが、ウブロはクリエイティブです。出来上がりを見てこんなに興奮することは稀です」と、今回のコラボレーションの成功を示唆している。

「クラシック・フュージョン」コレクションの象徴的なデザインを施したケースに、自社開発・製造のキャリバー「UNICO(ウニコ)」を搭載した、ウブロと日本人アーティストの初のコラボレーションである「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」は、時計と芸術作品、それぞれの境界を超えたタイムピースの誕生となったのであった。

オクタン編集部

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