輝きと軽やかさを纏った華やかなジュエリー│ショパールの女性らしさ

chopard



プレシャス レースの最新作ジュエリーは、メゾンのハイジュエリーアトリエで、RJC(責任ある宝飾のための協議会)のメンバーから供給されるエシカルゴールドとダイヤモンドを使用し、手作業で製作される。ハイジュエリーの美しさ、クラシシズム、ノウハウを際立たせるメゾンのビジョンに息吹を吹き込み、フェミニンでカリスマ性があり、快適な着け心地を約束するジュエリーで洗練されたスタイルを披露する。

それぞれのジュエリーは、アンティーク調のレースのフラワー、波、スワール(渦を巻いた)、そしてスカラップエッジを描いている。プレシャス レース コレクションのセンターモチーフ(規則的に波打つスパイラル装飾、ダイヤモンドをあしらったゴールド製、周囲にペアシェイプダイヤモンド)は、4つのデッサンが小型化されている。まず、海の巻き波をイメージさせるプロポーションの「Vague:ヴァーグ“波”」 は、イヤリング、ペンダント、リングに採用されています。「Mini-Froufrou:ミニフルフル“ミニフリル”」と呼ばれるフラワーモチーフ(スカラップエッジとオープンワークのベースにペアシェイプダイヤモンドの花弁)が、リング、イヤリング、ペンダント、バングルを彩る。類似した半円形のフルロン(花形装飾)は、通称「Nuage:ニュアージュ“雲”」と呼ばれ、ネックレス、イヤリング、リングが展開する。最後にアイコニックな「Cœur:クール“ハート”」にはプレシャスレースの装飾が施され、ふたつのサイズの ペンダントが誕生した。 



コレクションがフォルムと空間を生かし、ダイヤモンドの輝きと軽やかさを演出するように、テーマそのものがプレシャスなオーラというコンセプト。プレシャスストーンとファブリックの融合、ハイジュエリーとオートクチュールのリレーションシップにフォーカスしている。レースメイキングの技法が完成したのは16世紀のヴェネツィアで、その後、ベルギー、フランス、スペイン、イギリスを始めとするヨーロッパ全土に広がり、各地でそれぞれの特色やスタイルが取り入られてきた。巧みな手作業で丹念に作られるレースは、贅沢な装飾品として高く評価され、ロイヤルファミリーや貴族たちの襟元、袖口、キャスケット、フリルを引き立てた一方、エリザベス1世を始めとするルネサンス期の君主たちの間でも貴重品とされていた。このようにレースはジュエリーやプレシャスストーンと同様に権力の象徴となっている。

このコレクションでは、手作業で製作された繊細なレースの印象がペアシェイプとラウンドブリリアントカットダイヤモンドで再現されている。そのフォルムとシルエットを各モチーフのオープンワークのスペースに生かし、テーマの絶対的なクラシシズムに詩的なリズム、プレイフルなテンポ、現代的なデザインをもたらす。レースの繊細さはゴールドの精密な加工精度、極薄フレーム、軽やかな仕上げによって再現され、そのすべてでダイヤモンドの輝きを引き立て、メゾンのアルチザンの究極のノウハウを披露する。それはオートクチュールの裁縫師のノウハウと類似している。ショパールは、高貴な素材の選択、ディテールのセンス、心地よい肌触り、そして何よりも女性への愛情といった、オートクチュールの価値観を共有しているのだ。

オクタン編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事