自治体と地方銀行とスノーピークがコラボレーション!地域の「リブランティング」とは?

Photography: Shinsaku YANO



5. ランチ/薬草弁当

百草茶づくりを担当したキッチンマルコ特製のお弁当と揖斐茶が参加者にふるまわれた。



伊吹ジャコウソウ入りのチキン、ヤブカンゾウの胡麻和え、ずいきの煮物、おばこ煮、春日沢アザミ、春日きゅうり漬け、春日豆、手作りのこんにゃくなど、見て優しく体に優しいお弁当は地元の食材をふんだんに用いたもの。




6. 焚火トーク

焚火を囲んでのランチタイムは地域事業者、地域住民、スノーピークスタッフとのコミュニケーションの場となった。この場で聞くことができた参加者の素直な感想が、今回のテストマーケティングでは非常に参考となり今後の指針として役に立つことだろう。






取材してみて感じたことは、この地に地域資源は豊富にあり、実際に体験すればその満足度は高く、口コミで広げたくなる魅力にあふれているということ。人口減に歯止めをかけるために移住者を募ろうにも、町の魅力をいかに周知するか、発信不足をどう解消するのかが今後の課題であるのは明白だ。一回限りのキャンプ場でのイベントに留まることなく、今後も揖斐川町と大垣共立銀行、OKB総研がタッグを組んで取り組み、春日地域の「リブランディング講座」の第二弾を実施していく予定とのことなので、編集部でも継続して注目していきたい。



文:オクタン日本版編集部 写真:矢野晋作

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