新型フィアット 500が「Autonis 2020」でベストデザイン2020に選出される

FCA

新型フィアット 500が、ドイツの「Auto Motor und Sport」誌の読者投票によって選出される「Autonis 2020」で、「ベストデザイン2020」に輝いた。

このアワードは、自動車デザインの世界においてもっともプレステージ性の高い賞のひとつとされている。新型フィアット 500は、驚きと魅力に溢れたユニークで特徴的なスタイルにより、従来型の内燃エンジンを搭載したライバルに差をつけて、この権威あるアワードを受賞したのだ。

この受賞は、世界でもっとも有名な21人のデザイナーや専門家から構成される国際的な審査員によって選出される「レッド・ドット・デザイン賞」のデザインコンセプト・カテゴリーにおける栄冠に続くものとなった。

フィアット・ブランド責任者のオリヴィエ・フランソワは、次のように述べている。「『Auto Motor und Sport』の読者投票で決まる『Autonis』賞は、数週間前に手にした栄誉ある『レッド・ドット・デザイン』賞に続き、新型フィアット 500にとって非常に価値のあるアワードです。2つの理由により、その重要性はさらに大きいと言えます。1つ目は、この賞が、一般の読者による投票で決まるという点です。これは、多くの読者が、新型FIAT 500に魅了されたことを意味しています。次に、電気自動車が市場に浸透しているドイツという国で、強力なライバルを相手に栄冠を手にできたことです。私たちは、今回の受賞を誇りに思います。これにより、主要市場の1つであるドイツにおいて今後予定されている発表を、自信を持って行うことができます」



EMEA(欧州・中東・アフリカ地域) FCAデザイン責任者のクラウス・ブッセは、次のように結論づけている。「新型フィアット 500は、過去と未来のデザインを巧みに取り入れながら、そのスタイルをさらに洗練させています。今回、ドイツの自動車ファンの方々が、新型FIAT 500に対して表明してくれた情熱に深く感謝しています。過去と未来の融合は、フィアットの特徴として有名な“笑顔”を踏襲しながらも、きわめてモダンなフロント・エンドと、3世代すべてに共通する伝統的な“センターライン”に沿って形成されたシルエットに、はっきりと見て取ることができます。

全体として、新型FIAT 500のデザインは、ボリューム感溢れるプロポーション、クリーンなライン、優雅な曲面を描くボディパネル、丸形ヘッドライトやインテリアに採用した丸形インストルメントパネルといったユニークな特徴を組み合わせて、完璧な調和を実現しています。新型FIAT500は、伝説的なモデルを現代的に解釈し、持続可能で環境に優しいアーバン・モビリティを目指して進化を遂げた車です」

オクタン日本版編集部

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