実車化してほしい!フィアットのアイコン 126が現代風のEVになったら?

MA-DE Studio

フィアットは、新しい時代に向けて500eを主要なヨーロッパ市場に間もなく発売する予定である。そのような中、イタリアを拠点とするデザインハウスであるMA-DE Studioが、最新モデルであるEVとクラシックモデルの両方を融合させた126ビジョンを公開した。

MA-DE Studioがコンセプトとして披露したものは、フィアット126をベースとしたEVである。1972年のトリノ・モーターショーでデビューした小型のフィアット126は、500の後継であり、エンジンをリアに搭載、4シートのインテリアレイアウトを採用し、すべてがよりモダンでスペース効率の良い形状にパッケージ化されている。アーバンクラシックとしてそのデザインは今なお支持されている。



1950年代のフィアット500と同様のキュートで愛らしい見た目ではないが、最終的には500よりも商業的に成功し、ほとんどがポーランド製だが28年間の長い期間で470万台が生産されている。

そして、今回の126ビジョンは、最近よく耳にする"EVコンバート"ではなくデザインを一からMA-DE Studioが手掛けたものとなっている。MA-DEStudioのデザイナーAndreaDella Vecchiaによって構想された、フィアット126ビジョンのコンセプトは、箱型の形状を巧みに維持しながら、より滑らかで丸みを帯びたアップデートが加えられている。オリジナルのアイデンティティも失っていない。キャラクターラインや四角いヘッドライトなどがそのスタイリングをさらに強調している。



126ビジョンはあくまでもコンセプトであり、プロダクト化されるかは分からないがフィアットファンは500eと並んで実車化されたら嬉しいであろう。

オクタン日本版編集部

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