量産車最速記録を達成!アメリカ生まれの「トゥアタラ」がギネス認定

SCC

アメリカ初のスーパーカーメーカーといわれるSSC(シェルビー・スーパー・カーズ)ノースアメリカが、最新モデル トゥアタラで時速331mph(532.7km/h)を記録し、世界最速の量産車と認定された。

あまり聞き馴染みがないが、シェルビー・スーパーカーズ・ノースアメリカは、ジェロッド・シェルビーによって1998年にアメリカで設立されたスーパーカーメーカーである。2007年に同社初となる最初の量産モデル アルティメットエアロが最速の市販車としてギネス認定されており、スーパーカー界では話題を呼んでいる存在だ。カーボンファイバー製のワンピースホイールをはじめて車に採用したメーカーでもあり、今回の最新モデル トゥアタラにおいてもカーボンが多用されている。



この挑戦はネバダ州の道路にて行われた。532.7km/hを達成したのは片道での計測値であり、ギネス認定対象となる往復平均は508.km/hという記録になっている。新記録達成にあたりドライバーを務めたのは、イギリス出身のレーシングドライバー オリバー・ウェッブ選手。彼は2017年にケーニグセグ・アゲーラRSのステアリングを握り、447.2km/hを記録している人物だ。



そして、この記録を果たしたスーパーカー トゥアタラは、5.9リッター V8ツインターボエンジンを搭載し、1750馬力という圧倒的なパワーを発揮するいわば"モンスターマシン"である。cd値はわずか0.279という数値を実現している。トゥアタラというネーミングは、"恐竜の生き残り"ともいわれるムカシトカゲから由来しているそう。



SSCノースアメリカは、「異世界の運転体験を、公道走行可能な高性能車両で実現できることは、10年以上にわたる研究開発の集大成です。 戦闘機の空気力学と性能の影響を受けたトゥアタラは、強度とシンプルなデザイン両方の感覚を刺激します。その機能は未来的ですが、その形は時代を超えています」と紹介している。

また、シェルビーは「私たちは自分たちを歴史の一部と見なしており、他の人たちが自分たちの境界を打ち破るように刺激することを望んでいます。私たちが今日の場所にたどり着く唯一の方法は、自分自身を壊すことです。道路法定車の限界を押し上げ、エンジニアリングの偉業を達成することは、私にとっても刺激的であり、考えられないことです。これからは、機械の限界ではなく、人的な限界に直面していく時代に突入するでしょう」とコメントしている。



今後、SCCがどのようなスーパーカーを生み出すのであろうか、楽しみである。

オクタン日本版編集部

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