くさび形ボディでインパクト抜群!ランボルギーニ・ウラッコが50周年を迎える

Lamborghini

ランボルギーニ・ウラッコが50周年を迎えた。1970年のトリノ・モーターショーで発表されたウラッコのデザインは、当時としては革新的だった。

2+2クーペのウラッコは、ミドシップのV8エンジンと独立懸架式サスペンションを備え、シャシーには、量産車で初めてフロントアクスルとリアアクスルの両方にマクファーソンストラット式を採用した。



当初、220hpを発揮する2.5リッター V8エンジンを搭載し、最高速度は152mphに達した。当時としては珍しく、ウラッコの8気筒エンジンは、シングルオーバーヘッドカムシャフトと「ヘロンチャンバー」エンジンヘッドを備えており、開発コストを増やすことなく、より高い圧縮比を実現した。もうひとつの目新しさは、ウェーバー製 40 IDF1タイプのキャブレターを備えることだった。





全長4249mm、全幅1759mmのその独特のくさび形のデザインは、当時カロッツェリア・ベルトーネの主任デザイナーであったマルチェロ・ガンディーニによって制作されたものである。インテリアには、型にはまらない新しいダッシュボードと計器のレイアウト、ステアリングホイールも特徴的である。

ウラッコのコンセプトは、その後のガヤルドやウラカンに続いており、現代のランボルギーニに影響を与えた一台といえよう。

オクタン日本版編集部

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