進化の歴史を振り返る│ランボルギーニ・アヴェンタドール 1万台目がラインオフ

Lamborghini

ランボルギーニのフラッグシップスーパーカーであるランボルギーニ・アヴェンタドールが発売されてから9年が経ち、生産マイルストーンを達成した。ランボルギーニは、イタリアのサンタガタ・ボロネーゼにあるファクトリーから、1万台目のアヴェンタドールがラインオフしたのだ。

シャシー番号10,000のアヴェンタドールは、Grigio Acheso(マットグレー)にRosso Mimir(マットレッド)のラインが合わされたボディにインテリアはRosso Alala(レッド)とブラックという組み合わせになっている。カスタム部門である、Ad Personamによって仕上げられている。これから、タイに出荷されるとのことだ。



初代のランボルギーニ・アヴェンタドール LP 700-4クーペは、2011年にデビューした。革新的なカーボンファイバーモノコックを採用して、コックピット、フロア、ルーフを1つの構造に組み合わせ、構造上の剛性とパフォーマンスを向上させた。8250rpmで700hpを発揮し、2.9秒で0-100km/h加速が2.9秒というパワーを持っていた。

2012年、ロードスターモデルを追加し、その後ジュネーヴ・モーターショーでワンオフモデルのアヴェンタドール Jスピードスターが発表された。2016年にはミウラの50周年を記念して、アヴェンタドールクーペをベースにした「アヴェンタドール ミウラオマージュ」を50台限定で発売している。



その後、アヴェンタドールSは、新しい空力設計、サスペンションの再設計、および改善されたドライビングダイナミクスを搭載しデビューを果たす。自然吸気の6.5リッター V12は、40hpパワーアップされ、最大出力は740hpとなった。

フラッグシップスーパーカーを新たな極限に引き上げたランボルギーニ アヴェンタドールSVJは、2018年に導入され、さらにアクティブな空気力学と強力なV12エンジンを搭載し、759hpと537lb-ftのトルクを生み出す。このセットアップにより、ニュルブルクリンクで量産車最速の6分44.97秒を記録した。

また、ランボルギーニの創立年である1963年をモチーフとして、特別版SVJ 63を発売し、2019年にはアヴェンタドールSVJロードスターが続いた。次世代のランボルギーニ アヴェンタドールは、抜本的な新しいデザインとPHEVを搭載することも期待されている。

オクタン日本版編集部

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