ハプニングも続々!│Tour auto 1日目はモンレリー・サーキットからスタート

いよいよスタートしたTour Auto。朝6時にパリ、グランパレを順番にスタート。最初のチェックポイントは、100年の歴史を持つオートドローム・リナ-モンレリ。すり鉢コーナーが今も残るサーキットだ。伝統的なサーキットなのでクラシックレース、ヴィンテージカーのイベントが開催される。

それも今年は外出禁止令などがあり、本格的なイベントはこれが初めて。この日は年度初めであることだけでなく、バカンス開けもあり、すでにパリに向かう逆方向は渋滞が始まっている。スタートから1時間ほどした午前7時にもなるとポツポツとサーキットに到着する参加者達。パリの日の出はちょうど7時頃。朝日をバックにサーキットに入場する。高速道路からサーキットまでは1kmほどだが、サーキット内は一般の入場が出来ないため沿道には大勢が詰めかけてきていた。

パリから45分ほど。オートドローム=リナ=モンレリに続々到着する。サマータイムもあり日の出は7時過ぎ。まだ朝焼けの中だ。

フォードGT40もスタートを待つ。


パドックに参加車両が集まる。スタートと同様、各クラス毎にサーキットを1周するタイムアタックだ。1台ずつスタートしてコースを一周。記録をもらってそのまま次のチェックポイントへ向かう。このモンレリ・サーキットでは、レールやイベントで複数台が何周かするのは見慣れているけれども1台ずつ、1周という体験は初めて。レースではないのでコース上にマーシャルもいない。

タイムアタック、スタートだ。

なので、スタートしていきなり逆走したり、ゴールを間違えたりなどハプニングも。このコースは古い路面がそのまま残されている所も多く、バンピーで走りにくいというのもある。最初のクローズドコースで張り切りすぎて、コース上で白煙を上げているチームも。何とかゴールするが、そこから公道に戻るまでに修理を開始である。逆に、まだ走り始めたばかりなのにトラブルに巻き込まれる車両も。今日一日で430kmに及ぶコースが始まったばかりなのに。

早速白煙を上げるフォード・ムスタングZ89。

アルファロメオ・ジュリア・スプリントスパイダー。

残念ながらこのラリーの撮影はここまで。最後までお届けできないことをお詫びします。参加車もこの五日間無事走りきることを祈っております。ということで、モンネリ・サーキットでのタイムアタックの模様を写真にて楽しんでください!

写真&文:櫻井朋成

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