快挙!佐藤琢磨が二度目のインディ500制覇を達成

Honda

2020年8月23日(日)、米国インディアナポリス・モータースピードウェイで開催されたインディ500を佐藤琢磨選手が再び制した。2017年に日本人として初優勝して以来、2度目の快挙だ。

今年で104回目となるインディ500。例年は5月におこなわれるが、今年は新型コロナウイルスの影響により延期され8月の開催となった。サーキットを埋め尽くす観客の姿もない、無観客での開催である。

Rahal Letterman Lanigan Racing(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)佐藤選手の予選順位は3位、自身初のフロントローということもあり、スタート前から大きな注目が集まっていた。序盤は2番手〜一桁台の順位で周回を重ねる佐藤選手。度重なるイエローコーションのタイミングでのピットインなども奏功し、スピードで勝るストレートで巧みにライバルを交わしていく。終盤でトップに躍り出た後は、周回遅れも上手く利用し猛追するスコット・ディクソンとのギャップを築いた。残り5周のタイミングで発生したスペンサー・ピゴットのクラッシュによりこのレース7度目のイエローコーションとなり、レースはそのままイエローチェッカー、佐藤選手が2度目のインディ500制覇を成し遂げたのだ。

世界のトップレベルで活躍し日本のモータースポーツ界を牽引していく佐藤選手に、心から祝福を捧げたい。

オクタン日本版編集部

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