ボルボ・カーズ 7月の世界販売台数 前年比14.2%増を記録

ボルボ・カーズは、7月の世界販売台数が堅調に推移したことで、前年比14.2%増を達成したことを発表した。

欧州、米国、中国での販売台数が前年に比べて増加し、7月の販売台数は6万2291台に。欧州では、新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制が解除されたことで、7月には販売台数が増加に転じ、好調を維持している。7月の販売台数の2桁増は、数多くの賞を受賞したボルボのSUVシリーズへの高い需要によって牽引された。エステートのV60と米国生産のセダンS60も好調な業績に貢献している。

ボルボ・カーズの完全電気自動車またはプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載する充電可能モデルRechargeラインアップが引き続ているき好評となっており、リチャージモデルのシェアは本年1-7月で前年比2倍以上に拡大した。英国の市場調査会社である、IHSデータによると、ボルボ・カーズは2020年上半期の欧州におけるプレミアムブランドの電動化において首位となり、同地域ではRechargeモデルが全納車台数のほぼ4分の1を占めているという。

ボルボ・カーズの本年1-7月の販売台数は33万2253台で、前年比で16%の減少となっている。それに対し、欧州での7月の販売台数は2万8700台に達し、前年比12.5%増となり、本年1-7月の販売台数は前年比24.1%減である。米国での7月の販売台数は前年に比べて増加を続け9697台に達し、前年比10.3%増。本年1-7月の販売台数は、前年比10.1%減の5万2952台となっている。中国では、7月の販売台数は前年比14.0%増の1万4410台、本年1-7月の販売台数は前年比0.3%減という数値だ。

7月の販売台数は、コンパクトSUVのXC40が首位で、ミッドサイズSUVのXC60、ラージSUVのXC90が続いた。月間販売台数に占めるSUVの割合は前年同月の63.4%から増加し、72.8%とSUVの人気が伺える。

本年1-7月の累計販売台数は、XC60が9万6622台でトップ、次いでXC40が8万7085台、XC90が4万6669台を記録している。

オクタン日本版編集部

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