ポルシェ初の四輪駆動 タイプ964に用意されたタルガトップ│クラシカルな雰囲気を残す

ポルシェ タルガの歴史をご紹介。③ ポルシェは1965年9月のフランクフルト・インターナショナル・モーターショーで、初めて911タルガを発表した。タルガはカブリオレでも、クーペでも、ハードトップでも、サルーンでもないという革新的なものであった。あえていうとしたら、「ロールバーがついている初の安全なカブリオレ」だろう。

1988年の秋、ポルシェは初の四輪駆動を搭載したポルシェ911を発表した。それがポルシェ911カレラ4のタイプ964であり、911の第3世代モデルであたる。

タイプ964はクラシカルな911のボディシェイプを残しながらも、部品については85%が新しいものに変更された。その1年後には、このカレラは911カレラ2として後輪駆動モデルも発表され、そのボディタイプにはクーペ、カブリオレ、そしてタルガが用意された。



1993年まで製造されたポルシェ911カレラ2タルガと、ポルシェ911カレラ4タルガは、クラシックなタルガ・ロールバーを持ち、ルーフセンターを取り外せるようになったままだった。

最終的には、ポルシェ911の始まりから、この第3世代までのポルシェ911、タルガモデルは8万7663台が製造された。

オクタン日本版編集部

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