意外な装備が ?! │3.8リッターエンジン搭載の「茄子色」シンガー・ポルシェ

Singer

ポルシェ 964をベースに"Re-imagined"するシンガー・ビークル・デザイン。新たに、アングレット・コミッション(Anglet Commission)と名付けられた1台が公開された。

アングレット・コミッションのボディカラーは「オーベルジーヌ・ライト・パール(Aubergine Light Pearl)」とシンガーが呼んでいる。この“オーベルジーヌ”は、日本語だと“茄子”を意味する単語だ。

シンガー・ポルシェは、3.8リッターか4.0リッターの2パターンのエンジンから選択できるが、この1台は3.8リッター フラット6エンジンを搭載。新品同様のエンジンが収まるのは、キルティング加工されたレザー張りのエンジンルーム。トランクも同じ加工がされているのだが、これは徹底的に“再創造”するシンガーの大きな特徴のひとつでもある。17インチのホイールやモール、ミラーなど細かなポイントにマットグレーが採用されている点も、この茄子色ポルシェの特徴だ。



インテリアはといえば、シートはブルー、ダッシュボードなどはブラックに仕上げられている。2色のブルーレザーを編み込み、シート部やダッシュボードの一部に使用していることもかなりのこだわりよう。ロールケージまでもブルーレザーが使用されている。

オーナーのこだわりやシンガーのものづくりへの情熱が感じられる1台だが、これまでのシンガー・ポルシェと異なる点がある。リアシートにチャイルドシートが付いているのだ。おそらく、注文したオーナーには小さな子供がおり、共にドライブを楽しめるようにと製作を依頼したのであろう。シンガーでは、オーナーの要望であれば何でも受け入れ、具現化してくれることに間違いはなさそうだ。

オクタン日本版編集部

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