等身大のブロンズ像が登場!ブルース・マクラーレンの没後から50年記念

McLaren automotive



ブルース・マクラーレンのブロンズ像を製作したのは、画家で彫刻家のポール・オズ。モータースポーツからインスピレーションを得たアートで世界的に知られるオズは、以前にマクラーレン・レーシングの依頼で、同じくMTCに展示されているアイルトン・セナの銅像も手掛けた人物だ。セナはマクラーレンに6年間在籍し、1988年、1990年、1991年と、3度のFormula 1王座をすべてマクラーレンのステアリングを握って獲得した。



ブルース・マクラーレンは、1966年のモナコGPに出走し、創設間もないマクラーレンチームのグランプリ・デビューを自ら飾った。また、1968年にはベルギーのスパ・フランコルシャンで初優勝をマクラーレンにもたらした。これはブルースにとって、クーパー在籍時の3勝に続く4勝目であった。

以来、マクラーレンの名を冠したチームは、トータル182勝、ドライバーズ・チャンピオン12回、コンストラクターズ・チャンピオン8回を数え、Formula 1で史上2番目に大きな成功を収めたチームになった。また、マクラーレンはインディアナポリス500でも3度優勝しており、今年初頭から40年ぶりに再びインディカーシリーズにフル参戦している。

ブルース・マクラーレン自身はロードカーの生産には至らなかったが、1992年のマクラーレン F1の誕生によって、マクラーレンの名はさらに深く自動車の歴史に刻み込まれた。1995年には初参戦のル・マン24時間レースで、マクラーレン F1のレース仕様が優勝を飾ったことも有名だ。

マクラーレン・グループで最大のマクラーレン・オートモーティブは2010年に設立され、現在はロードカーのラインアップにGT、スーパーカー、ハイパーカーをそろえ、レーシングカーはマクラーレン・カスタマー・レーシングのサポートでGT4、GT3などのクラスで活躍している。

マクラーレンのウェブサイトでは、本日イギリス夏時間12:19(日本時間20:19)、ブルースが1970年6月2日火曜日にグッドウッド・サーキットのピットレーンを最後に出たのと同じ時刻に、さらなるトリビュートを公開。こちらのサイトでもご覧いただける。

オクタン日本版編集部

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