こんな車もあった!トヨタiQをベースにしたアストンマーティンのシティカー

Aston Martin

アストンマーティンといえば、スポーツカーを想像するだろう。しかし、かつて街乗り用の小さなアストンマーティンが存在した。トヨタ iQをベースにし、日本では5ナンバーのサイズだ。

アストンマーティン初のシティカーとして登場したCygnet(シグネット)。トヨタとアストンマーティンのトップ同士の信頼関係から誕生した一台だ。アストンマーティンのテイストとデザインを取り入れるために、広範囲に渡ってボディと内装が変更され、内装は高価な革が用いられた。機構的にはトヨタiQを踏襲しており、エンジンには1.3リッター トヨタ 1NR-FE型直列4気筒エンジンを搭載。

【写真14点】こんな車もあった!トヨタiQをベースにしたアストンマーティンのシティカー



都市型の高級な小型車としての大きな注目を浴びたが、価格が3万995ポンドと、驚くべき高価格なことも災いし、商業的は成功しなかった。生みの親であるDr.ベッツは1000台の販売を目論んでいたが、実際には数百台に留まり、2013年にフェードアウトした。


シグネット 2010-2013年
エンジン:1330cc 直列4気筒 最高出力:97bhp/6000rpm
最大トルク:92lb-ft(約12.7kgm)/4400rpm
0-60mph(約96km/h)加速:11.6秒 最高速度:106mph(約170km/h)1.3L のトヨタ・1NR-FE型直列4気筒エンジン、6速

オクタン日本版編集部

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