プライベートコレクターが7台の高級車を手放し売り上げ100%を地元に寄付

Ash collections

アメリカ・インディアナ州 フォートウェインで有名なプライベートコレクターであるアッシュ・コレクションが、コロナウィルス感染拡大によって経済的な影響を受けている地元のビジネスや家族を助けるため7台の車を手放し、その売り上げをすべて寄付にあてるというプロジェクトを行っている。

このプロジェクトは、「これまで車にたくさんの元気をもらってきたからこそ、苦しむ人々を車を使って助けたい」というコレクションオーナーの想いから始められた。オーナーのコメントによると、“徐々にインディアナ州は回復を見せてきているが、まだまだ課題や問題は多く存在している”という。そこで、これまで売りに出す予定はなかった大切なコレクションの一部を手放す決断をしたのだ。



売り上げが寄付にされる7台は下記の通り。
2013年 ランボルギーニ ガヤルド LP560-4 (6段MT、走行距離7600マイル) 
2007年 フェラーリ F430 スパイダー (走行距離250マイル)
2006年 フェラーリ F430 スパイダー (走行距離5875マイル)
2018年 ポルシェ 911 GT2 RS (ヴァイサッハパッケージ、走行距離260マイル)
2004年 ポルシェ 911 GT3 (走行距離 8171マイル)
1967年 シボレー コルベット (ラリーレッド、走行距離3万9000マイル)
1966年 シボレー コルベット (ナッソーブルー、走行距離3万8000マイル)

プロジェクトがスタートしてから1ヵ月近くになり、2週間ほどで次のオーナーが見つかっているものも多い。すでに1億円近くの寄付をフォートウェイン地区に行い、地元のカフェなどから感謝の声があがっている。コレクションにはパガーニ ウアイラや、ブガッティ ヴェイロン グランスポーツなど他にも希少な車が多数保管されており、これからさらに寄付のため手放す車を増やす可能性もあるだろう。

オクタン日本版編集部

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