Bonhams / 1973 Porsche 911 RS Lightweight

生産台数17台!希少なRHD仕様の"73カレラ"がオークションに

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イギリスのウエスト・サセックス州で、毎年6月下旬から7月初旬に開催されるヒストリック・モータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」。それに併せて開催されるBonhamsのオークションに、生産台数わずか17台という、希少な右ハンドルの"73カレラ・ライトウェイト"が出品されるようだ。

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73カレラ、正式名称「911カレラRS2.7」は、ポルシェが1973年に限定生産したモデルだ。その目的はFIAグループ4のホモロゲーションを取得することで、ボディを軽量化し、排気量を2,687ccに拡大したハイパワーエンジンを搭載している。日本でも、漫画『サーキットの狼』に登場したことから、今なおこの車に特別な想いを抱くスーパーカーファンは多い。

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73カレラは500台が生産される予定だったが、その後1000台以上が追加で生産されたため、総生産台数は1580台といわれている。グレードは「ツーリング」「ライトウェイト」「レーシング」の3種類があり、車両重量960kgのスポーツ仕様車「ライトウェイト」は200台が作られた。

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写真の車、シャシーNo.1496は英国向けに作られた右ハンドル仕様のライトウェイトで、生産台数はわずか17台という極めてレアな1台だ。

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2017年3月にアメリアアイランドで開催されたRM Sotheby’sオークションでは、左ハンドルのライトウェイト仕様車が869,000ドル(約9971万円)で落札された。より希少な右ハンドル仕様車はそれ以上の価格になると予想されており、エスティメイトは日本円換算で1億1000万円から1億2000万円となっている。

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この車の詳細はBonhamsの公式ページを御覧いただきたい。

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