レクサスのボディを彫ってタトゥー!│繊細なアートワークのプロセスを見る

Lexus

レクサスが初めてアーティストとコラボレーションで手がけた"タトゥーカー"を披露した。キャンバスとなったのは、レクサスUXである。

タトゥーアーティストのClaudia de Sabeが、彼女のアートビジョンをレクサスUXに描いた。彼女は、ドリメルの工具を使用してメタルのボディを持つUXに、タトゥーを彫っていく。一度線を刻んでしまったら、修正はできないため常に的確でなければならない。この作業に相当の時間を使い、丁寧にパターンが描かれていった。少しでも手をすべらせたり、安定しないポジションで彫っていくことは命取りになる。すべての写真を見る



ベースになるパターンがすべて仕上がると、ペイントへと移る。鯉や波がハンドペイントで彩られていき、最後には3D効果のあるハイライトを生み出すため金箔をあしらった。描かれたアートを保存するため、ラッカーがのせられ、道を走ってもペイントへの影響が最小限になるようにされている。



このタトゥーカープロジェクトは計画から実際に完成するまで6ヵ月の時間がかけられた。ペイントには、約6日を有した。「私が車のペイントデザインをするにあたって、メインとなったインスピレーションは日本のお寺や神社で見た美しい絵画や浮世絵などでした」とClaudia de Sabeはコメント。



レクサスによると、このようなビスポークの車を製作するとなると、1500万円近くが必要になる。しかし、月日をかけて完成された一台のその価値は金額では計り知れないものだろう。

オクタン日本版編集部

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