フォルクスワーゲン初!│電動SUV 「ID.4」2020年中に発売予定

Volks wagen

フォルクスワーゲンが新しい電動コンパクト SUV「ID.4」のプロトタイプを公開した。

「ID.3」に続くこのモデルは、新しいモジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス(MEB)に基づく2番目のモデルで、発売へのカウントダウンが既に始まっている。「“ID.3”と同様、 “ID.4”もカーボンニュートラルな車として市場に導入されます。ヨー ロッパ、中国、米国で“ID.4”を生産、販売します」と、フォルクス ワーゲンCOOのラルフ ブランドシュテッターは述べた。このゼロエミッションSUVのデザインは、優れたエアロダイナミクスを特徴としている。


 
「ID.4」は、まずは後輪駆動モデルとして発売されるが、後日、電動4輪駆動バージョンも追加されるとのことだ。高電圧バッテリーをアンダーボディの中心近くに搭載することにより、低重心化と非常にバランスの取れた軸荷重配分を実現し、ドライビングダイナミクスが最適化されている。他のすべてのMEBモデルと同様、 「ID.4」は、コンパクトな電気駆動テクノロジーを採用することにより、広々とした室内スペースを提供する。このゼロエミッションSUVのフルデジタルコックピットは、非常に分かりやすい構成を特徴としている。その操作は、主にタッチスクリーンとインテリジェントで直感的なボイスコントロールによって行われる。
 
フォルクスワーゲンにとって「ID.4」と「ID.3」は、パリ協定に基づいて 2050年までに完全にカーボンニュートラルな企業になるという、ブランドの取り組みにおける重要なマイルストーンとなる。現在、フォルクスワーゲン フリートのCO2排出量を、 2025年までに約3分の1に削減する計画が実行されている。フォルクスワーゲンは、モデルラインナップを電動化するために10億ユーロを投資し、ハイブリッドモデルの数も増やしている。これは、電動パワートレインと同様、あらゆる 顧客層を対象とする「Golf」をはじめとする量販モデルに、新しいマイルドハイブリッドやプラグイン ハイブリッド モデルを追加することで、将来のフリート排出量を大幅に削減できるという事実に基づいているのだ。

「ID.4」は2020年中に発売予定となっている。

オクタン日本版編集部

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