2台揃ってトップ10フィニッシュ!│フォーミュラE第5戦で力を見せた日産e.dmas

NISSAN

日産自動車株式会社は、2月29日(土)にモロッコのマラケシュで開催されたABB FIAフォーミュラE選手権シーズン6の第5戦マラケシュe-Prixに参戦した。決勝レースではセバスチャン ブエミが4位、そしてオリバー ローランドが9位でゴールし、2台揃ってトップ10フィニッシュを果たした。

この結果、日産e.damsはチームとして14ポイントを獲得し、チームランキングで4位に浮上。「今回のオートモービル・ムーレイ・エル・ハッサンサーキットでは、常に順調なペースで走ることができました。ブエミは今シーズン4回目となるスーパーポールシュートアウトへ進出しましたし、決勝でもチームが2戦連続で多くのポイントを獲得できたことに大変満足しています」と、日産のグローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル カルカモは今大会の戦いぶりについて語った。



日産e.damsチーム監督であるオリビエー ドリオは「ブエミは3位のマシンと僅か0.2秒差でフィニッシュしました。今大会で2台揃ってトップ10フィニッシュを果たしたのは、私たちも含めて2チームだけでした。ここまで安定してポイントを獲得できていますし、予選でもいい位置につけています。選手権でも勢いを保てていると思います」と話した。

また、日産e.damsは3月1日(日)に開催されたドライバーテストセッションにも参加している。フランスのル・マンにあるチームファクトリーのシミュレーターで数日間経験を積んだリザーブ兼テストドライバーの高星 明誠とシミュレータードライバーのヤン マーデンボローがチームのフォーミュラEマシンをテストした。 

セバスチャン ブエミは、「レース終盤でもかなりエネルギーが残っていたので、もし上位のグループをもう少し早く捉えていたら、前戦に続いて表彰台を獲得できたのではと思います。マシンのペースはトップグループに迫っていますし、ここからさらに競争力を上げていきます」とコメント。



オリバー ローランドは、「レースではいいスタートを切ることができました。順位を上げ、終盤までエネルギーをセーブする計画でしたが、その戦略はうまくいかず、最終的には9位でフィニッシュしました。しかし、ポイントを獲得できましたし、次のレースではこの経験を最大限に生かせるようにしたいと思います」とコメントした。

今後の活躍にも期待していきたい。

オクタン日本版編集部

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