日産e.damsチーム 2人の強力ドライバーと共にメキシコ大会に挑む

2月15日にメキシコで開催されるABB FIAフォーミュラE選手権シーズン6の第4戦メキシコシティe-Prixに挑む。 

昨年の同大会では、ローランドがグループ予選で最速タイムを記録し、ブエミとともにスーパーポールシュートアウトに進出するなど速さを見せた。今大会では、昨年をさらに上回る走りを目指すという。

日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル カルカモは「2人のドライバーは昨シーズンのメキシコ大会で素晴らしいパフォーマンスを披露しました。彼らはあのサーキットを楽しみ、そして速さを見せました。チームもメキシコシティに戻ることを楽しみにしています」と、今大会にかける意気込みを語った。

メキシコシティのサーキットはコーナーが多く、ドライバーは何度も最大限に加速しながら駆け抜ける必要があるため、レースではエネルギーマネジメントが非常に重要になる。そのため、ファンブーストはドライバーにとって大きなサポートとなるのだ。

「メキシコではパワーの追加が、これまで以上に重要になるでしょう。私たちはファンの皆さんにブエミとローランドへのファンブーストの投票を呼び掛けています。昨シーズンのレースと同様に、今回もまた力強いパフォーマンスを発揮できると考えています」と日産e.damsチーム監督であるグレゴリー ドリオは語る。

なお、2月10日に日産e.damsは、SNS上で日産カラーをまとった「Gen2 EVO」と呼ばれる新しいフォーミュラE車両を発表した。エンジンカバー上のシャークフィンと新形状のフロントウイングが特徴的なこのマシンは2020-21シーズンに登場するものだ。

フォーミュラE第4戦は、2月14日(金)の午後5時にシェイクダウン走行が行われる。予選は翌日の午前11時45分から始まり、45分(+1周)の決勝レースは午後4時4分にスタートする予定。(すべて現地時間)

セバスチャン ブエミは、「昨シーズンもメキシコでは力強い走りができたので、今大会を楽しみにしています。昨年のパフォーマンスとレースのデータから、このサーキットで成功をつかむために必要なことが分かっています。タイトで厳しいコースですが、常にエキサイティングなレースになるので、それが楽しみでもあります。ファンの応援が後押しをしてくれると信じています」 とコメント。

オリバー ローランドのコメント:「昨年のメキシコシティでのレースは本当に楽しかったです。クルマは速く、エキサイティングな戦いができました。ファンにとっても素晴らしいレースになったと思います。昨年は表彰台には届きませんでしたが、今大会ではそれを達成できるよう、力強いパフォーマンスを発揮することに集中しています」と話した。

オクタン日本版編集部

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