2020年に50周年を迎えるランボルギーニの2モデル!

RM Sotheby's

2020年、50周年を迎えるランボルギーニの2モデルを紹介。

ランボルギーニ・ウラッコ

1970年、トリノにてデビューしたウラッコ。フェルッチオ・ランボルギーニが、ポルシェ 911に対抗するものとして、ランボルギーニのエンジニアであったパオロ・スタンツァーニに設計を命じたモデル。デザインは、ベルトーネ時代の鬼才デザイナー マルチェロ・ガンディーニが担当した。



V型8気筒エンジンを横向きに搭載し、4シーターのスペースを確保しながらホイールベースを2450mmと短く収めた。また、ファミリーカーとして活躍することも見据えてモノコックボディはプレス製で作られた。人気を集めたモデルとなったが、V12エンジンを搭載するモデルにはインパクトで負けてしまうこととなる。しかし、そのハンドリングや性能は十分なもので、50年を迎えた今だからこそ4シータースポーツカーとして改めて評価されるべきであるかもしれない。


ランボルギーニ・ハラマ

グランツーリスモのイスレロの後継モデルとして、1970年のジュネーヴにて発表された1台。その名はスペイン・マドリード郊外にあるハラマ・サーキットに由来する。最初の設計は、ジャンパオロ・ダラーラが担当したが途中で退職したためにパオロ・スタンツァーニが引き継いだ。



セミモノコック構造で、デザインはウラッコ同様マルチェロ・ガンディーニによって手がけられた。フロントに搭載された3929cc V型12気筒エンジンは、353hpを発揮した。1972年に発表されたハラマSと呼ばれるGTSでは、最高出力365hpを発揮する。ハラマ全体の総生産数としては約320台ほど。控えめなインテリアであるため、どことなく女性的な雰囲気を感じるランボルギーニだ。

オクタン日本版編集部

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