コンセプトは「タイヤのブティック」!PIRELLI P ZERO WORLDがメルボルンにオープン

Pirelli

ピレリの最新フラッグシップストアがメルボルンにオープンした。ロサンゼルス、ミュンヘン、モナコ、ドバイに続く5店舗目となる「P Zero World」のコンセプトは「タイヤのブティック」だ。ここではタイヤの購入のみならず、スポーツカーやラグジュアリーカーのオーナーへ向けた専用のサービスを受けることができる。


P Zero World では、ロード用として最大限に性能を重視した P Zero Trofeo Rから、クラシックな外観と最新のテクノロジーを融合した Pirelli Collezioneまで、ピレリタイヤの全レンジを購入することが可能。


また、自動車用に加えて、二輪車用タイヤ、自転車用タイヤの Velo、さらに Pirelli Designアクセサリーも販売。モンブラン、MV アグスタ、プーマ、ロジェ・デュブイ、Tecnoribなどの世界に名だたるプレステージャスなブランドと共同開発したものだ。


顧客は公道用もしくはサーキット用の理想的なカーセットアップについて、エキスパートによるアドバイスを受けることができる。スーパーカーの2台に1台がピレリタイヤを装着しているという現状において、オーストラリアで最大のプレステージセクターの自動車登録台数を誇り、5万台を超えるプレステージカーが公道を走行するメルボルンに、ピレリが5店舗目のフラッグシップストアを構えたのは当然の成り行きだ。



オープニングセレモニーに先駆けて、アルバート・パーク周辺の公道でスーパーカーパレードが行われた。フェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーティン、ベントレー、マセラティ、マクラーレンなどが走行する様は圧巻。アルバート・パークは言わずと知れたF1オーストラリアグランプリの開催地であり、F1にタイヤを供給しているピレリの象徴的な店舗のオープンを祝うにふさわしい場所だといえるだろう。


また、P Zero Worldのオープニング日にはパートナーであるランボルギーニとともに、フィリップアイランドでトラックデイを開催した。アヴェンタドールSとウラカンEVOがサーキットを走行し、ウルスがオンロードとオフロードでデモ走行を行った。ウルスが装着するタイヤはランボルギーニ専用に開発されたもので、サイドウォールに専用タイヤであるマーキングが施されているところにも注目したい。


メルボルンには、オーストラリアに居住するイタリア人の36%以上が生活しており、特にこのP Zero Worldがオープンしたプレストン地区は、メルボルンのイタリア料理店で高評価を集めるレストランが集まるエリアだ。P Zero Worldは、この街をさらに楽しいイタリアンテイストで彩ってくれるに違いない。

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