自動車業界での女性の活躍を称える「Inspiring Women in Automotive」

ベントレーのエンジニアリング・プロジェクト・マネジャー1名、製造コーディネーター1名、採用マネージャー1名、およびベントレー取締役1名が、初の「インスパイアリング・ウィメン・イン・オートモーティブ(Inspiring Women in Automotive)」賞を授与された。

この賞は、自動車業界内のジェンダーバランスを高めるため、「オートモーティブ30%クラブ」により組織されており、会員組織における主要な指導的地位の女性の割合を、2030年までに最低でも30パーセントにすることを目的としている。

「同僚にインスピレーションを与える女性」にノミネートされたのは、エンジニアリング・プロジェクト・マネジャーのビクトリア・ウールリー(Victoria Woolley)、人材獲得マネージャーのクレア・キース(Claire Keith)、製造プロジェクト・コーディネーターのフィービー・ジェイ(Phoebe Jay)と、ベントレーで人事・デジタリゼイション・IT担当役員を務めるアストリッド・フォンティーン博士(Astrid Fontaine, PhD)。4名全員が、従業員4,000名以上を抱える英国・クルーのベントレー・モーターズ本社に籍を置いている。

ベントレーで人事・デジタリゼイション・IT担当役員を務めるアストリッド・フォンティーン博士はこのようにコメント。「私が同僚たちの日々の活動にインスピレーションを与え、ベントレーで他人を受け入れる職場環境を創るという私のビジョンを共有している、とのみなさんからのフィードバックに大変恐縮しています。私の同僚であるビクトリア、クレア、フィービーには、おめでとうと伝えたい。彼女たちがここクルーで与えられたさまざまな役割を見れば、自動車産業に勤める女性にとってキャリアを磨く機会が豊富にあることがわかります。繰り返しになりますが、私たちが包括性に向けて並々ならぬ努力を続ける中、私たちに刺激を受けたと考えているすべての同僚たちに感謝したいと思います」

エンジニアリング・プロジェクト・マネジャーのビクトリア・ウールリーはさらに付け加えた。「この受賞を光栄に思いますし、同僚たちからの推薦を受けたと知ってさらに特別なことだと感じています。このような賞は、女性が自動車産業に貢献していることを強調する素晴らしい方法であり、私たちが互いに支援し合うことは将来の世代を刺激し続けるために不可欠です」

ガイア・イノベーションのCEOで「英国オートモーティブ30%クラブ」の創設者でもあるジュリア・ミュア(Julia Muir)は、「初めて自動車販売に携わった際に共に働いていた女性に触発され、当業界の陰の英雄たちを見つけて称えるために、この賞を立ち上げました。多くの場合、彼女らの価値ある貢献は所属しているチーム内や顧客からは認められ、高く評価されていますが、前向きな職場環境を作る努力に値するという認識はほとんどなされていません。『自身を高めるにはまず他者を高めること』を実践するこの素晴らしい女性たちを称え、彼女らを表舞台に登場させたいと思っています。この素晴らしい受賞者たちはすべて、業務に多大な貢献をしていることを実証しています。しかも、彼女たちは個人的に他の女性に進歩を促したり、女性が成長することのできる包括的な職場環境を作るよう指導者を奨励したり、自動車部門が女性にとって前向きな職業選択であったりすることを示す活動にも関与しています」とコメントした。

自動車業界においても、女性のさらなる活躍へ大いに期待していきたい。

オクタン日本版編集部

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