現代風に解釈されたショパールのアイコニックモデル│「アルパイン イーグル」登場

ショパールの新作コレクション「アルパイン イーグル」は、現代的で端正、かつ個性的でスポーツシック。ショパールの共同社長を務めるカール-フリードリッヒ・ショイフレが1980年に生み出した最初の時計「サンモリッツ」を現代的に解釈しているものだ。

カール-フリードリッヒ自らがデザインを手がけた「アルパイン イーグル」は、アルプスの豊かな自然に対する彼の情熱と、そこに生息するイーグル(ワシ)の圧倒的な力強さを宿す。また、「ルーセント スティール A223」と名付けられた、極めて丈夫で光を反射する特殊なスティール合金を用い、COSC認定の自社製ムーブメントを搭載している。

「アルパイン イーグル」は、一つのファミリーの明確なビジョンと大胆さ、そして同じ決意のもとに結ばれた3世代にわたる男たちのコラボレーションによって築かれた歴史である。遡ること約40年前、カール‐フリードリッヒ・ショイフレは自身初となるウォッチメイキングプロジェクトを発表した。当時、弱冠22歳の従業員であった彼は、父親に「サンモリッツ」のアイデアを明かしたのだ。メゾン初のスポーツウォッチであると同時に、初めてステンレススティールで製造されたタイムピースでもあるサンモリッツは、当時ゴールド製、もしくはゴールド&ダイヤモンド製の時計を専門としていたショパールにとって極めて革新的なものとなった。



現実的な課題や細かなリスクに突き当たりながらも、彼は見事このタイムピースを成功へと導いた。サンモリッツは、その後10年間メゾンのベストセラーとなるアイコニックなタイムピースとなる。

そして、今回の「アルパイン イーグル」でこの歴史が繰り返される。密かに祖父カールに力を借りていた息子、カール-フリッツの粘り強い説得によって、父であるカール-フリードリッヒは、サンモリッツの刷新化に関心を示すようになった。当初はためらっていた彼も、彼自身が40年前に父親の同意を得たように、息子の信念に押し切られたのである。



創造力、アルプスの山々に対する情熱、そして「形態は機能に従う(form follows function)」という建築家ルイス・サリヴァンの名言から着想を得て「アルパイン イーグル」は誕生した。一体型のケースとブレスレットを備えるタイムピースは、端正かつ現代的なデザインで、美しいアルプスの自然とそこに生息するイーグルをイメージさせる数多くの特徴を示している。独特なテクスチャーを持つ文字盤はワシの虹彩をイメージさせ、針は羽毛を、そしてスティールの冷たい反射は氷河を彷彿とさせる。

緩やかな勾配を描き、中央に立体的なキャップを冠した一塊のインゴットシェイプのリンクで構成されたブレスレット。ケースはリューズを保護する突起が設けられ、そのリューズには古代から冒険家をサポートしてきたコンパスローズが刻まれている。そして、ラウンド型ベゼルには8本のネジが留められ、基本方位に2本ずつ配されデザインにアクセントを添えている。ネジの溝がベゼルのサークルに接するように配置するなど、クオリティの高い仕上げと審美性が追求されているのである。



ステンレススティール製、ゴールド製、バイカラー、またはダイヤモンドセットのゴールド製など10種の素材と2種の文字盤サイズを取り揃える「アルパイン イーグル」は、ひときわバリエーションが豊かなコレクション。直径41mmのラージモデル、または36mmのスモールモデルの異なる2サイズで展開し、ユニセックスで着用可能であることも魅力だ。

「アルパイン イーグル」の構想に息吹を吹き込むため、ゴールドと同様にリッチで高貴、かつ手の込んだ新素材「ルーセント スティール A223」を採用している。低刺激性の合金組成により、サージカルスティールに匹敵する金属特性を持ち、皮膚との高い適合性を持っている。

また、ビッカース硬度223の耐久性を持つこの合金は、一般的なステンレススティールの1.5倍の磨耗耐性を備え、優れた硬度を誇る。優れた均質性を持つ結晶構造と、純度の高さにより、独特の輝きを放つ。不純物の有無によってダイヤモンドの輝度が変わるように、この革新的なスティールは、従来のスティールと比べて、不純物の混合が極めて低く、ゴールドに匹敵する輝きと光度を実現している。

4年を超える研究開発を要した、この新たな合金を使用してウォッチ製造することは、非常に困難を強いられる作業であった。加工工具の摩耗も激しく、製品の開発と製造は、極めて複雑なものであると同時に非常に価値あるものでもある。この上なく洗練された「ルーセント スティール A223」は現在、レア&プレシャスメタルに属している。



「アルパイン イーグル」に搭載された2つの自動巻きムーブメントは、ショパール社で開発され、このカテゴリーの時計としては非常に珍しくCOSCの認定を得ている。41mmケースには、60時間のパワーリザーブを確保するキャリバー01.01-C、36 mmケースは42時間のパワーリザーブを備えるキャリバー09.01-Cを搭載。

垂直統合型の生産体制により、ムーブメントからケース、ブレスレットに至るまで、またスティールやゴールドの素材を問わず、「アルパイン イーグル」全パーツの製造、および組み立てをインハウスで行っている。 


アルパイン イーグル コレクション
<ラージ41mmケース>
Ref. 298600-3001 – ルーセント スティール A223製、アレッチブルー文字盤 147万円
Ref. 298600-3002 – ルーセント スティール A223製、ベルニナグレー文字盤 147万円
Ref. 298600-6001 – ルーセント スティール A223&18KエシカルRG製、ベルニナグレー文字盤 225万円
<スモール36mmケース>
Ref. 298601-3001 – ルーセント スティール A223製、アレッチブルー文字盤 115万円
Ref. 298601-3002 – ルーセント スティール A223製、フロスティッドホワイトマザーオブパール文字盤、
          ダイヤモンドをあしらったベゼル 164万円
Ref. 298601-6001 – ルーセント スティール A223&18KエシカルRG製、ベルニナグレー文字盤 183万円
Ref. 298601-6002 – ルーセント スティール A223&18KエシカルRG製、フロスティッドホワイトマザーオブ
          パール文字盤、ダイヤモンドをあしらったベゼル 234万円
Ref. 295370-5001 – 18KエシカルRG製、ベルニナグレー文字盤 343万円
Ref. 295370-5002 – 18KエシカルRG製、フロスティッドホワイトマザーオブパール文字盤、
          ダイヤモンドをあしらったベゼル 395万円
Ref. 295370-5003 – 18KエシカルRG製、シルスグレータヒチ産マザーオブパール文字盤、ダイヤモンドを
          あしらったベゼル、部分的にダイヤモンドをセットしたブレスレット 516万円
※価格は全て税別

〈 問い合わせ 〉
ショパール ジャパン プレス TEL 03-5524-8922
オフィシャルWEBサイト: https://www.chopard.jp/
オフィシャルInstagram:https://instagram.com/chopard/
オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/ChopardJP
オフィシャルLINE ID:@chopard

オクタン日本版編集部

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