21世紀に向けて生まれ変わったディフェンダーが登場│2020年にはPHEVも導入予定

Land rover

ランドローバーはフランクフルト・モーターショーで新型 ディフェンダーをワールドプレミアした。初代モデルに対する愛情や情熱、リスペクトの念をもって、71年にわたって築き上げてきたランドローバーのパイオニア精神に忠実でありながら、並外れた能力と先進のオールテレイン性能をさらに進化させており、21世紀における新たなベンチマークとなるモデルとなる。


1985年 ディフェンダー 110  ホイールインチが110インチであることに由来している。


映画『007』撮影のためにカスタムされた2015年 ディフェンダー SVX スペクター。タイヤは37インチ。

ディフェンダーの特徴的なシルエットを継承し、見た目同様タフで、目的を持ったデザインと心躍るようなエンジニアリングを施している。先進のガソリン・エンジンまたはクリーンなディーゼル・エンジンを搭載し、あらゆる環境下においても優れたパワー、コントロール性、効率性を発揮する。2020年にはPHEVを追加予定。
導入時は、高効率なMHEV(マイルド・ハイブリッド)テクノロジーを搭載した4気筒P300とパワフルな6気筒P400のガソリン・モデルをラインアップする。このほか、4気筒ディーゼル・エンジンはD200とパワフルなD240の2種類から成り、燃費効率37.2mpg(7.6 l/100km)、CO2排出量99g/km(NEDC同等水準)を実現する。




新型ディフェンダーは、世界で最も高い走破能力と耐久性を有する4x4モデルとして、ディフェンダー 110を皮切りに、その後ショート・ホイールベースのディフェンダー 90、そして2020年に実用的な商用モデルを導入予定。ディフェンダー 90は最大6シート(「ジャンプシート」選択時)、ディフェンダー 110は5シート、6シート(「ジャンプシート」選択時)、5+2シートから選択できる。グレード展開は製造開始から1年間限定のファーストエディションをはじめ、最上級のディフェンダー X、そしてスタンダードモデルの「S」、「SE」、「HSE」をラインナップ。さらに、それぞれ特徴のある厳選したオプションや機能を盛り込んだ4種類のアクセサリーパックも用意され、ランドローバー史上最も多様なパーソナライズが可能。

ランドローバーが新たに極限環境向けに開発した「D7x」アーキテクチャーは、軽量アルミニウムのモノコック構造で、ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造となっており、従来のラダーフレーム構造と比較して約3倍のねじり剛性を確保している。完全独立型のエア・サスペンションまたはコイル・サスペンションの理想的な基盤となって、最新の電動パワートレインを補完する。

また、エクステリアの塗装の耐久性をさらに高める新たなオプションとして、「サテン・プロテクト・フィルム」を用意している。この持続可能でリサイクルができる無溶剤のラップフィルムは、ひっかき傷や石はねによる傷から塗装を保護する。この加工は工場で行い、インダスシルバー、ゴンドワナストーン、パンゲアグリーンの3色に適用可能。塗装を保護しながら、ユニークかつコンテンポラリーな仕上がりになるのが特徴となっている。
 
アクセサリーパックに加え、「Remote Control Electric Winch**」、「Rooftop Tent」、「Inflatable Waterproof Awning」や、従来の牽引バーシステムからルーフラックなど、これまでで最も幅広く多様なアクセサリーを取り揃えた。


 
ジャガー・ランドローバーのチーフ・コマーシャル・オフィサー、フェリックス・ブラウティガムは次のように述べた。「新型『DEFENDER』は世界で最も厳しい排出基準、安全基準をクリアしており、世界128のマーケットで販売予定です。先進技術と耐久性に優れた基礎土台を組み合わせ、新型『DEFENDER』にしか見られない堅牢性と個性的なキャラクターを生み出しました。この新たな4x4は人々の冒険心や好奇心を満たすために開発しています。4つのアクセサリーパック、2つのボディタイプ、そして多種多様なオプションやアクセサリーを取り揃え、『DEFENDER』はお客様のあらゆるライフスタイルにもマッチする最高の4x4になることができるのです」

日本導入予定などは未定。

オクタン日本版編集部

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