自動車業界の歴史におけるキーパーソン フェルディナント・ピエヒが死去

Porsche AG

無比のエンジニアであり、優れたビジネスマンでもあったフェルディナント・ピエヒが8月25日に82歳でこの世を去った。イベントのカンファレンスに参加する途中であったそう。

ポルシェ創設者フェルディナント・ポルシェの一族として、1963年よりポルシェで優秀な技術者としてキャリアをスタートさせたフェルディナント・ピエヒ。ポルシェモータースポーツの歴史においては欠かせない存在である917や910など伝説のマシンを手がけた人物である。1972年からはアウディの技術部門マネージャーを務め、4輪駆動『クワトロ』を開発しWRCでの功績にも大きく貢献した。





1993年にはVWに移籍し、ブランドの欠点を洗い出したのであった。2002年まで会長を務め、VWをグローバルブランドとして大きくするためにシュコダやブガッティ、ランボルギーニなどの買収を進めグループの大幅な拡大をしていく。その後はVWの監査委員を2015年まで務めていた。



彼が残してきた功績の数々は、自動車の歴史において決して欠かすことのできないもので、ビジネススタイルも含めてこれからも後世に語り継がれていくものであろう。フェルディナント・ピエヒの先を見据える能力がなければ、1000馬力を発揮するスーパーカー ブガッティ・ヴェイロンも生まれていなかったのである。

オクタン日本版編集部

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