パリが育むコンパクト|ルノー トゥインゴがマイナーチェンジ

Photography:Renault Japon

RRレイアウトとポップなデザインのAセグメントのコンパクトハッチバック、トゥインゴが、2016年の発売(本国では2014年に発表)から初のマイナーチェンジを受けた。

「パリの街並みをきびきび走る」べく、3代目となる現行モデルは従来のFFからRR(エンジンをリアに置き、後輪を駆動させる)に変更、これにより広く使えるフロントのスペースを用いてタイヤ切れ角を増すことで最小回転半径4.3mを実現している。また、全長を短くしながらも、ホイールベースを125mm伸ばしたことで、室内空間を拡大している。ちなみに、メセデス・ベンツとの協業で生まれ、スマートは兄弟車となる。



「パリのデザインやライフスタイルにより調和する」よう、マイナーチェンジで短いオーバーハングが特徴的なエクステリアを変更した。ブランドを象徴するCシェイプのLEDランプとウインカーを装着、ポップなサイドストライプや、新意匠のフロントバンパーなどを備えている。



インテリアは、従来のエクステリアとコーディネートも用意されていたが、今回はホワイト(ブラン)を基本にライトグレーのシートカラーとシンプルな仕立てに。ミラーリング機能により、7インチタッチスクリーンでスマートフォンの機能にアクセスできるマルチメディアのEASY LINKを採用し利便性を向上させている。

また、安全装備を強化され、フロントカメラで白線を検知し車線をはみ出しそうになるとアラームで警告するLDW(車線逸脱警報)を採用。走行中のタイヤ空気圧低下を知らせてくれる空気圧警報も備わった。

5MTは廃止され、92ps/135Nmの0.9L直3ターボにデュアルクラッチの6段EDCを搭載するモノグレードに、価格は195万円とされた。



オクタン日本版編集部

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